イオンカードは「毎月開催される5%割引の優待サービス」や「イオングループでいつでもポイント2倍の特典」から人気が高い。ポイント還元率はイオンで1.0%、さらにときめきポイントTOWNは最大10.5%まで還元率を高められる。総合的にメリットが高く魅力的、イオンで買い物する方におすすめだ。
1. イオンカードの基本スペック
イオンカード |
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VISA Master Card JCB |
18歳以上 (学生可能) |
年会費無料 |
ポイント還元率0.5%~1.0% |
年会費無料のゴールドカードを発行できる! |
イオンカード(WAON一体型)は、イオンが発行するクレジットカードの中で最もスタンダードな1枚だ。
- イオングループでいつでもポイント2倍の特典
- 毎月20日と30日は5%割引の優待サービス
- 毎月10日はポイント2倍の特典
- 国内のイオン優待店でお得に買い物できる
- 利用実績で年会費無料のイオンゴールドカードを目指せる
「イオングループでいつでもポイント2倍の特典」や「毎月20日と30日に開催される5%割引の優待デー」など、イオンカードはイオンがお得になるメリットがたくさんある。
1-1. 年会費
イオンカードは年会費が永年無料。
利用実績からインビテーションで発行できるイオンゴールドカードも年会費無料だ。
1-2. 申込資格
イオンカードは、高校生を除く18歳以上の方が作れる。
高校生は卒業年度の1月1日以降であれば申し込むことができるので、高校生でクレジットカードを持ちたい方はイオンカードがおすすめだ。
1-3. 国際ブランド
イオンカードは以下の3種の国際ブランドを選べる。
- VISA
- Master Card
- JCB
各国際ブランドの主な違いは海外における加盟店数だが、日本国内でイオンカードを使うならどれも同じだ。
また、国際ブランドはそれぞれのブランドで優待サービスが用意されているが、いろんなお店で割引を受けたいのであればJCBがおすすめだ。
VISAやMaster Cardに比べてJCBは優待サービスが非常に多いため、イオンが提供する優待サービスをプラスするとかなり多くの優待店を利用できる。
1-4. 付帯保険
イオンカードは旅行保険が付いていないが、「盗難紛失保険」と「ショッピングセーフティ保険」がある。
旅行保険がないことから主に国内で使うのに向いているクレジットカードだ。
1-4-1. 盗難紛失保険
盗難紛失保険は、イオンカードを紛失盗難した際にイオンへ連絡しなければ適用されない。
届出日から61日前にさかのぼって、その後の不正使用による損害を全額補償してもらえる。
1-4-2. ショッピングセーフティ保険
イオンカードのショッピングセーフティ保険は、購入日から180日間の期間でカードで購入した商品を補償してもらえる。
これはイオンカードで購入した5,000円以上の品が対象で、火災事故や盗難事故など偶然による事故による損害の補償だ。
補償を受けるためには「利用控え」や「壊れた商品」を残しておく必要があるので、捨てずに購入履歴を保管しておこう。
1-5. 追加機能
イオンカードは以下のような追加カードや機能がある。
- ETCカード
- イオンID
- Apple Pay
- 家族カード
- WAOM
- イオンウォレット
それぞれを見ていこう。
1-5-1. ETCカード
イオンカードのETCカードは、発行手数料も年会費も無料。
ETCカードの利用でポイントも貯められる。
1-5-2. イオンID
イオンIDはID加盟店で利用できるチャージ不要の電子マネーだ。
イオンIDの利用もポイントは付与される。
1-5-3. Apple Pay
Apple Payはiphoneのスマホ決済機能で、イオンカードはApple Payに登録可能。
Apple PayはIDやQUICPayのマークがあるお店で利用可能。
1-5-4. 家族カード
イオンカードの家族カードは、家族で3枚まで発行できる。
本会員と生計をともにする18歳以上が対象で、家族カードで貯めたポイントは本会員のもとへ集約される。
本会員のイオンカードとほぼ同じスペックで利用できるので、ポイントUPや優待割引も受けられる。
1-5-5. WAON
イオンカードはWAONが搭載されているため、WAON加盟店ではWAONでスマート決済可能。
WAONで支払う場合は200円毎に1PTで電子マネーWAONポイントが貯まり、電子マネーWAONポイントは支払や他社ポイントの移行に使える。
1-5-6. イオンウォレット
イオンウォレットはイオンの公式アプリで、イオンカードの利用明細等をアプリから簡単に利用できる。
無料で使えるため、イオンカードを発行したらダウンロードしておくのがおすすめだ。
1-6. ポイントプログラム
イオンカードを利用すると、通常200円毎に1PTのときめきポイントが貯まる。
- 名称:ときめきポイント
- ポイント付与①:通常は200円毎に1PT
- ポイント付与②:イオングループは200円毎に2PT
- ポイント付与③:ときめきポイントTOWNは各ショップの倍率(2倍~最大21倍)
- ポイント付与④:ときめきポイントクラブは各ショップの倍率(2倍~3倍)
- 1PTの価値:約1円
- ポイント還元率:約0.5%
- ポイント有効期限:最大2年間
イオングループでは「いつでもポイント2倍」の特典があることで、200円毎に2PTを獲得できる。
ときめきポイントTOWNは2倍から21倍となり、通販サイトで買い物する際に利用するのがおすすめ。
ときめきポイントクラブはイオンカードの優待店なので、通常よりもお得にポイントを貯められる。
1-6-1. ポイントの使い道
ときめきポイントの使い道は、以下のようにギフト券や商品交換などに使える。
- USJ:13,400PT
- ツーリスト旅行券:1,000PT~
- ワタミ食事券:1,500PT~
- JCBギフトカード:1,000PT~
- dポイント移行:1,000PT~
- イオンシネマ:3,000PT~
- WAON移行:1,000PT~
- コーヒースタンド:4,000PT
- グリルセット:12,000PT
- カトラリーセット:1,000PT
ときめきポイントは1PTの価値が統一されておらず、ポイントの使い道によって1ポイントの価値が異なる。
大よそ「1PT=1円」の価値なので、交換先によってポイント還元率が飛躍的に上がるということはない。
2. イオンカードのポイント還元率
イオンカードは通常200円のカード利用ごとに1PTを獲得できるため、ポイント還元率は常時0.5%だ。
- 通常:0.5%
- イオングループ:1.0%
- ときめきポイントTOWN:1.0%~10.5%
- ときめきポイントクラブ:1.0%~1.5%
イオングループではポイント2倍特典で常時1.0%の還元率になるため、基本的にイオングループでイオンカードを使っていくのがおすすめ。
2-1. 通常は0.5%
イオンカードはどこでカードを使っても200円のカード利用ごとに1PTを貯められるため、通常のポイント還元率は0.5%だ。
きっちり200円以上で買い物しなければポイントが付与されないため、少しでも賢くポイントを貯めるなら意識しておくのがおすすめ。
2-2. イオングループは1.0%
イオングループとは、以下のお店が対象だ。
- イオン
- ダイエー
- マックスバリュー
- ザビック
- ピーコックストア
- KASUMI
- マルナカ
- まいばすけっと
- イオンモール
- イオンリカー
- ROU
- 未来屋書店
- 四六時中
- イオンペット
- タルボット
- イオンボディ
- ウエルシア薬局
- 山陽マルナカ
- イオンスタイル
- グルメシティ
- イオンスーパーセンター
- アコレ
- サンデー
- KOHYO
- ホームワイド
- ミニストップ
- イオンタウン
- イオンバイク
- スポーツオーソリティ
- イオンコンパス
- イオンシネマ
- saQwa
- ikka
- ハックドラッグ
- OPA
上記一覧では、すべての店舗で200円のカード利用ごとに2PTを獲得でき、イオンカードのポイント還元率は1.0%に上がる。
対象店舗は通常の還元率の2倍になるので、イオンカードはイオングループで使うのがおすすめ。
2-3. ときめきポイントTOWNは1.0%~10.5%
「ときめきポイントTOWN」はイオンが運営するポイントモールで、通常の2倍から最大21倍でポイントを獲得できる。
- Amazon:2倍(1.0%)
- 楽天市場:2倍(1.0%)
- Yahoo!ショッピング:2倍(1.0%)
- DHCオンライン:6倍(3.0%)
- ユニクロ:2倍(2.0%)
- adidas:6倍(3.0%)
- 伊勢丹:3倍(1.5%)
- 小田急:3倍(1.5%)
- 近鉄百貨店:5倍(2.5%)
- マカフィー:21倍(10.5%)
最低でもポイント2倍の還元率1.0%でポイントを貯めることができるため、ネットショッピングでイオンカードを使うときはときめきポイントTOWNをフル活用しよう。
「Amazonは2倍の還元率1.0%」や「楽天市場は2倍の還元率1.0%」など、有名なお店でもイオンカードのポイント還元率を高められるのが魅力だ。
2-4. ときめきポイントクラブは1.0%~1.5%
ときめきポイントクラブはイオンカードのポイントがお得になる優待店のこと。
- 日本航空(ネット):2倍(1.0%)
- RHトラベラー(ネット):3倍(1.5%):
- 近畿日本ツーリスト(ネット):2倍(1.0%)
- サンエックスネットショップ(ネット):2倍(1.0%)
- コスモ石油:2倍(1.0%)
- ツヴァイ:2倍(1.0%)
- アート引越センター:2倍(1.0%)
- ワタミグループ:2倍(1.0%)
- 神戸三宮センター街:2倍(1.0%)
- タカキュー:2倍(1.0%)
- ルネサンス:2倍(1.0%)
- 得タク:3倍(1.5%)
こちらも「コスモ石油は2倍の1.0%」や「ワタミグループは2倍の1.0%」など、身近なお店でイオンカードのポイント還元率がお得になる。
イオングループだけで還元率がアップするだけではないところが、イオンカードの隠れた魅力だ。
3. イオンカードの特典一覧
イオンカードの特典を大まかにまとめると、「イオンカードの特典」と「国際ブランドの特典」がある。
- イオンカードの特典
- 国際ブランドの特典
それぞれの特典一覧を見ていこう。
3-1. イオンカードの特典まとめ
イオンカードの特典は、以下の一覧のように多くの特典が用意されている。
- イオングループはいつでもポイント2倍
- 毎月10日はポイント2倍
- 毎月20日と30日はお客さま感謝デー5%OFF
- 毎月15日はG.G感謝デー5%OFF
- イオン優待サイト
- イオントラベルモール
- トクする旅行案内板
- イオン生活サポートサービス
- 年会費無料のゴールドカードを入手可能
基本的にイオングループをお得に利用できる特典が多く、旅行や生活サポートに関する特典が備わっているのも魅力的。
イオンカードはこれだけ多くの特典を使えて年会費無料なので、コスパがかなりいい。
3-1-1. イオングループはいつでもポイント2倍
イオンカードはイオングループでいつでもポイント2倍になる特典があるため、このおかげでイオンカードのポイント還元率は1.0%以上をずっとキープし続けることも可能。
イオンカードを作りたい方はイオングループで買い物することが多いと思うので、ポイント還元率重視でイオンカードを作るのもおすすめ。
ちなみにクレジットカードのポイント還元率は0.5%が平均とされている。
3-1-2. 毎月10日はポイント2倍
毎月10日はイオンカードの利用シーンを問わずに、ポイントが2倍になる特典がある。
これによって毎月10日はイオングループ以外でもポイント還元率1.0%となるので、イオングループ以外でイオンカードを使いたいときは毎月10日を狙うのがおすすめだ。
3-1-3. 毎月20日と30日はお客さま感謝デー5%OFF
イオンカードは毎月20日と30日はイオングループで5%割引の優待サービスを受けられる。
5%割引はかなり大きいメリットなので、大きな買い物をするときは毎月20日と30日がおすすめだ。
イオンカードを5%割引の優待サービスを目的に作る方も多い。
3-1-4. 毎月15日はG.G感謝デー5%OFF
毎月15日はG.G感謝デーが実施され、55歳以上限定で5%割引の優待デーとなる。
55歳以上の方は毎月の15日と20日と30日に優待サービスを受けられるので、55歳以下の方よりもお得感がある。
3-1-5. イオン優待サイト
イオン優待サイトは以下の優待一覧のように様々なお店の優待を探すことができるサイトだ。
- カラオケ館:30%OFF
- Relax:5,000円割引など
- タイムズカーレンタル:優待価格
- ドミノピザ:コーラプレゼント
- グローバルWiFi:20%OFF
イオンカードはイオングループにおける優待特典だけではなく、その他のお店でも優待サービスを受けられるのが魅力的。
多くの優待店が用意されているので、街中へ出かけるときはイオン優待サイトをチェックしておくのがおすすめだ。
3-1-6. イオントラベルモール
イオントラベルモールは旅行に関する特典が用意されているサイトだ。
- 国内海外パッケージツアー:最大6%OFF
- スーツケースレンタル:10%OFF
- お土産購入:ときめきポイント3倍
- レンタカー:優待価格
- ホテル:優待価格、など
こちらも旅行関連の優待特典がたくさん用意されているため、「ツアーパッケージ6%OFF」のように優待価格でお得に旅行へ出かけよう。
3-1-7. トクする旅行案内板
トクする旅行案内版は、以下の一覧のようにイオンカードで旅行がお得になる特典をまとめて紹介しているサイトだ。
- エクスペディア
- イオントラベルモール
- 近畿日本ツーリスト
「イオントラベルモール」と内容が被っている部分もあるが、トクする旅行案内板は出発地などから優待サービスを検索できるのが便利。
3-1-8. イオン生活サポートサービス
イオン生活サポートサービスは年間2,800円で、一覧のようなサービスを利用できる特典だ。
- レッカー
- スペアタイヤ交換
- 燃料補給
- バッテリーあがり
- キー閉じ込み、など
ロードサービスとして利用することができるし、排水管の詰まりなど生活の様々なトラブルに緊急対応してもらえるのが魅力。
修理時間が短い場合は無料で対応してくれるサービスもある。
3-1-9. 年会費無料のゴールドカードを入手可能
イオンゴールドカードはインビテーションのみで発行されており、「イオンカード」か「イオンカードセレクト」のどちらかで直近年間100万円のカード利用があるかたを対象に発行されている。
- 年会費:無料
- 海外旅行保険:最高5,000万円
- 国内旅行保険:最高3,000万円
- ショッピングセーフティ保険:年間300万円
- イオンラウンジサービス:イオンで利用できるラウンジ
- 空港ラウンジ:主要6空港12か所
各種保険が高額補償で備わっており、空港ラウンジもついている。
通常のイオンカードは旅行用としてメリットが低いが、イオンゴールドカードを発行すると一気に旅行用のハイスペックカードに化けるのが魅力的。
普通にイオンでイオンラウンジを使えるだけでもお得なので、とにかくコスパの安いイオンゴールドカードを目的にイオンカードを作るのも強くおすすめできる。
他のイオンカードにはない「イオンカード」と「イオンカードセレクト」だけの特典なので、この魅力はしっかり考慮しておこう。
3-2. 国際ブランドの特典まとめ
イオンカードは「VISA]・「Master Card・「JCB」の3ブランドがあるが、それぞれのブランドが提供する優待サービスも利用可能だ。
優待サービスが多いほうが嬉しいなら、国内海外の両方において優待特典のボリュームが多いJCBがおすすめ。
4. イオンカードの5つのメリット
イオンカードはイオングループをお得に利用できることがメリットだ。
- イオングループでポイントがお得
- イオングループで5%割引を受けられる
- 通販サイトはポイント還元率が高い
- 魅力的なスペックで年会費無料
- イオンゴールドカードを入手できる
色々とメリットがある中でも、個人的に一番おすすめなのが「イオンゴールドカードを発行可能」というメリットだ。
4-1. イオングループでポイントがお得
クレジットカードは高還元率が人気だが、イオングループで買い物する機会が多いならイオンカードも還元率1.0%でポイントを貯められる。
いつも現金で買い物しているなら1.0%のポイント分がお得になるため、イオン専用としてイオンカードを作っておくだけでもお得だ。
4-2. イオングループで5%割引を受けられる
イオンカードは5%割引の優待サービスによって、イオングループを利用する際のメリットが飛躍的に高くなる。
特に毎月の食料品や生活用品などを5%優待デーにまとめ買いするだけでもお得なので、イオンカードを発行するなら5%優待デーはフル活用したい。
4-3. 通販サイトはポイント還元率が高い
イオンカードは「イオンだけでお得なカード」というイメージが強いと思うが、ネットショッピングでも実用性が高い。
ときめきポイントTOWNは1.0%~10.5%の高還元率だけがメリットではなく、有名なショップが勢ぞろいしているところが魅力だ。
4-4. 魅力的なスペックで年会費無料
イオンカードはポイント還元率から特典まで総スペックが優秀であり、しかも年会費無料。
イオングループを利用する方にとってはコスパ最強のクレジットカードだろう。
4-5. イオンゴールドカードを入手できる
イオンカードの隠れ要素的なメリットとなるのが、年会費無料のイオンゴールドカード。
基本的にゴールドカードを年会費無料で持てるだけでもメリットが高いわけだが、イオンゴールドカードは高額補償の付帯保険やラウンジ特典など内容も素晴らしい。
インビテーションの条件も直近年間100万円と庶民にとっても現実的な条件なので、入手難易度が低いこともメリットだ。
5. イオンカードはイオングループを利用する方におすすめ
イオンカード |
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VISA Master Card JCB |
18歳以上 (学生可能) |
年会費無料 |
ポイント還元率0.5%~1.0% |
年会費無料のゴールドカードを発行できる! |
イオンカードは、イオングループでよく買い物する方に強くおすすめしたいクレジットカードだ。
ゴールドカード並みにボリューミーな特典が備わっており、イオングループ以外でも優待サービスでお得に買い物することも可能。
イオンカードを長期利用することで自然とイオンゴールドカードの入手も近づくため、イオンを中心にメインカードとして検討してみるのがおすすめだ。
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