アメリカン・エキスプレス・プラチナカードは年会費が143,000円(税込)と高いだけに「相応したメリットがあるのか?」が気になるところ。基本的に「高級特典」や「お得な特典」がたくさん付いているので、特典一覧からするとコスパの安いプラチナカードだ。
目次
1. アメックスプラチナの3大メリット
アメリカンエキスプレスプラチナカード |
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American Express |
20歳以上 (学生不可) |
年会費143,000円(税込) |
ポイント還元率0.3%~10.0% |
申込入会できる中で最高級のアメックス! |
アメリカンエキスプレスプラチナカード |
アメリカン・エキスプレス・プラチナカードは、ブラックカードを除いて最高ランクのアメックスカードだ。
以前は(定期的に?)、インビテーションからのみ発行可能であったが、今は申し込みから作れるようになっている。
そのため、「アメリカン・エキスプレス・カード」や「アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード」で頑張って利用実績を積んでいる方は、インビテーションを狙うよりも申し込むほうが確実なのでおすすめだ。
アメリカン・エキスプレス・プラチナカードは豪華な付帯サービスが多いだけにその数だけメリットがあると言えるが、その中でも注目しておきたいメリットを3つ見ていこう。
1-1. メタル製のカードを持てる
アメリカン・エキスプレス・プラチナカードは「メタル製のカード」と「プラスチック製のカード」が2枚送られてくる。
外見もプラチナにふさわしいメタル製でカードを所持できるので、優越感がたまらない。
他のプラチナカードはメタル製が殆どなく、有名なのは「ラグジュアリーカード」くらいだ。
1-2. 家族カードの年会費が4枚まで無料
アメリカン・エキスプレス・プラチナカードは、家族カードの年会費が4枚まで無料。
- 1枚発行:143,000円÷2=71,500円
- 2枚発行:143,000円÷3=47,666円
- 3枚発行:143,000円÷4=35,750円
- 4枚発行:143,000円÷5=28,600円
アメリカン・エキスプレス・プラチナカードは年会費143,000円(税込)と高いが、家族カードを4枚まで無料で発行できるので、家族カードを発行するほどコスパが良くなる。
家族カードを4枚発行した場合、「本会員1人」+「家族カード4人」の合計5人で143,000円(税込)を割ると、1人あたりの年会費は28,600円(税込)とかなり安くなる。
ちなみに「アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード」の年会費は31,900円(税込)なので、これを1人で所有するよりもアメリカン・エキスプレス・プラチナカード1枚を家族5人で所有するほうが年会費が安い。
1-3. ブラックカードの招待を狙える
アメックスは「センチュリオン」というブラックカードがある。
このセンチュリオンはインビテーションのみでの発行で、申し込みから作ることができない。
アメリカン・エキスプレス・プラチナカードを持つと利用実績でブラックカードのインビテーションを狙えるため、幻のブラックカードを所持できるチャンスを持てるのも魅力的なメリットだ。
2. 優待特典一覧
サービス名 | 内容 |
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アメックス・グローバル・ラウンジ・コレクション | 世界130ヶ国500空港1,200ヶ所以上のラウンジを利用可能 |
ファイン・ホテル・アンド・リゾート | 世界1,000ヶ所以上のホテルやリゾート施設で優待サービス |
2for1 ダイニングby接待日和 | 国内外200店舗以上で2名以上の予約で1名無料 |
ハーツレンタカー | ファイブスターステータスを無条件で取得可能 |
ホテルメンバーシップ | 高級ホテルの上級メンバーシップやVIPプログラムに無条件で登録可能 |
トラベルクーポン | アメックストラベルオンラインで10万円以上使うと、30,000円分のクーポンプレゼント※入会特典 |
フリーステイギフト | 毎年カードを更新すると国内ホテルの無料宿泊券プレゼント |
Fine Dining 50 | 人気レストランを年間50店舗アメックスが貸切 |
スポーツクラブアクセス | 入会金や保証金の優待特典 |
手荷物無料宅配サービス(空港) | スーツケース2個まで無料※対象空港は、羽田空港、成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港。 |
プラチナカードアシスト | 海外日本語サービスが24時間365日 |
プラチナコンシェルジュデスク | レストラン等の予約を無料代行してくれる |
メンバーシップリワードプラス | 年会費3,000円(税込)が無料付帯 |
アメリカン・エキスプレス・プラチナカードの優待特典は上記のとおり。
これ以外にも、下位カードの「アメリカン・エキスプレス・カード」や「アメリカン・エキスプレス・ゴールカード」の共通特典(アメックストラベルオンラインなど)はすべて利用可能なので、トータル的にはかなりのボリュームがある。
素敵な特典がたくさんあるが、「さすがにプラチナカードだ!」を実感しやすい特典を4つ見ていこう。
2-1. アメックス・グローバル・ラウンジ・コレクション
アメックス・グローバル・ラウンジ・コレクションというのは、いろんな空港ラウンジサービスがセットになっている特典。
- センチュリオンラウンジ:同伴者2名まで無料
- インターナショナル・アメックスラウンジ:同伴者1名まで無料
- ジャパンドメスティックエアポートラウンジ:同伴者1名まで無料
- デルタスカイクラブ:2名まで29ドル
- エアスペース:2名まで無料
- エスケープラウンジUS:同伴者2名まで無料
- プラザ・プレミアムエアポートラウンジ:同伴者1名まで無料
- プライオリティパス:同伴者1名まで無料
- ルフトハンザラウンジ:同伴者は有料
この特典の凄いところはサービスの多さだ。
プラチナカードは空港ラウンジが付いているのが常識(相場)で、多くのカードは「国内空港ラウンジ」+「プライオリティパス」が付いている。
しかし、アメリカン・エキスプレス・プラチナカードは「センチュリオンラウンジ」や「デルタスカイクラブ」など様々な空港ラウンジサービスが使えるため、本当に世界のほぼすべての空港に対応できるだろう。
プライオリティパスだけでも対応空港が多いので、世界を飛び回る人にとってはかなり便利だ。
2-2. ファイン・ホテル・アンド・リゾート
ファイン・ホテル・アンド・リゾートは「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」と「ザホテルコレクション」の2つのプログラムがある。
- 12:00チェックイン
- お部屋のアップグレード
- 2名まで朝食サービス
- チェックアウト時間の延長(16:00時まで)
- Wi-Fi無料
- 100ドル相当のオリジナル特典
- 利用代金から100ドル相当OFF
2つのプログラムは対象施設が異なり、対象施設によって上記のいずれかの特典が利用可能。
「パークハイアットニューヨーク」や「フォーシーズンズホテル丸の内」など、世界の高級ホテルがたくさん対象になっている。
施設によっては3泊目や4泊目の宿泊料金が無料になるなど、全体的にかなりお得な特典。
2-3. ホテルメンバーシップ
ホテルメンバーシップは、対象ホテルの上級会員に無条件で登録できるという特典だ。
- ヒルトン・オナーズのゴールド会員
- Radisson RewardsのGoldエリートステータス
- シャングリ・ラ・ゴールデンサークルのジェイド会員
- Marriott Bonvoyのゴールドエリート
高級ホテルの上級会員になるためには、通常は「登録料が必要」や「年間の宿泊回数をクリア」といった条件がある。
これが、アメリカン・エキスプレス・プラチナカードなら無条件で上級会員になれるというVIP待遇。
2-4. メンバーシップリワードプラス
メンバーシップリワードプラスは、通常のポイントプログラムに比べて「ポイント交換レートUPの商品が増える」と「100円で3PT付与のお店が増える」というお得なポイントプログラム。
通常、メンバーシップリワードプラスは年会費3,000円(税込)必要だが、アメリカン・エキスプレス・プラチナカードは無料。
ちなみにアメリカン・エキスプレス・プラチナカードのポイント還元率は「アメリカン・エキスプレス・カード」と「アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード」と同じで0.3%~10.0%だが、メンバーシップリワードプラスを無料で使えるだけお得であることは間違いない。
3. まとめ
アメリカン・エキスプレス・プラチナカードは最高級カードで、さらに所持者が少ないことから幻と言われる「センチュリオン」を狙うことも可能。
豊富な優待特典からメリットはたくさんあるが、逆に最大のデメリットは審査。
申し込みから作ることができるが、下位カードで実績を積んでインビテーションを狙うほうが合格の可能性は高い。
もし、「審査に自信がない」や「審査に落ちてしまった」という方は、下位カードで利用実績を積んでインビテーションを目指してみよう。
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