千葉銀行でデビットカードを作る際に「ゴールドカードってどうなの?」という疑問が湧きやすいが、ちばぎんスーパーカードゴールドは付帯保険の補償額が「国内最高5,000万円」の「海外最高1億円」というメリットがある。「年齢制限」や「還元率」などにデメリットを感じやすいが、メリットが明確であることからも最適なデビットカードかどうかは判断しやすいだろう。
目次
1. ちばぎんスーパーカードとは?
千葉銀行は同じ名称から「クレジットカード」と「デビットカード」をリリースしており、この記事で紹介しているのは「デビットカード」である。
ちばぎんスーパーカードは千葉銀行がリリースしているデビットカードなので、「地方銀行のデビットカード」だ。
千葉銀行に口座を作れる方でなければ発行できないタイプなので、この点も留意しておこう。
2. 「一般」と「ゴールド」それぞれのスペック
千葉銀行は2枚のデビットカードをリリースしている。
- ちばぎんスーパーカード(一般)
- ちばぎんスーパーカードゴールド(ゴールド)
それぞれのスペックを見ていこう。
2-1. ちばぎんスーパーカードのスペック
ちばぎんスーパーカード |
---|
![]() |
JCB |
15歳以上 (中学生不可) |
初年度年会費無料 (通常、税込1,375円) |
ポイント還元率0.3%~0.5% |
千葉銀行 |
こちらは「一般」にあたるちばぎんスーパーカードだが、付帯保険は以下のとおりだ。
- 国内旅行傷害保険:最高3,000万円
- 海外旅行傷害保険:最高3,000万円
- ショッピング保険:年間100万円
地方銀行のデビットカードにおいて、七十七銀行の「77JCBデビット」や東邦銀行の「東邦Alwaysデビットカード」と同じスペックとなっているため、申込先や名称が異なるものの同シリーズのJCBデビットだ。
また、これは一般カードだけではなくゴールドカードについても同じだ。
2-2. ちばぎんスーパーカードゴールドのスペック
ちばぎんスーパーカードゴールド |
---|
![]() |
JCB |
20歳以上 |
年会費11,000円(税込) |
ポイント還元率0.3%~0.5% |
千葉銀行 |
こちらは「ゴールド」にあたるちばぎんスーパーカードゴールドだが、付帯保険は以下のとおりだ。
- 国内旅行傷害保険:最高5,000万円
- 海外旅行傷害保険:最高1億円
- ショッピング保険:年間500万円
20歳以上から申し込むことができるので、デビットカードにしては敷居が高い。
また、ポイントについては優遇がないことからも、ちばぎんスーパーカードゴールドは保険の補償額が最大の特徴となる。
比較対象が少ないが、他のゴールドデビットが気になる方は以下の記事も読んでみよう。
3. ちばぎんスーパーカードゴールドのメリット&デメリット
さて、「一般カードとゴールドカードはどちらが良いのか?」は基本的に保険から判断しよう。
ちばぎんスーパーカードゴールドは付帯保険の補償額以外にこれといってメリットがないので、高額補償が必要ではないのであれば「一般」のちばぎんスーパーカードで良いだろう。
3-1. メリットは付帯保険の補償額が高額なこと
メリットはスペック比較で分かるとおり、「旅行保険」や「ショッピング保険」の補償額が高いことだ。
クレジットカードのゴールドプラチナクラスに補償額が高額なので、とにかく旅行やショッピングに対して安心を求めたいなら最適な1枚となる。
特にクレジットカードを回避したい方にとっては、高額補償が備わっているデビットカードの選択肢が極端に少ないため、千葉銀行をメイン口座にしているなら自然とちばぎんスーパーカードゴールドに着地するだろう。
3-2. デメリットは年齢制限やポイント還元率
ちばぎんスーパーカードゴールドは、保険の補償額以外に特別なものがない。
七十七銀行の「77JCBゴールドデビット」など同シリーズも同様であり、ゴールドカードではあるが優待特典やポイント還元率などは優遇されていない。
もし、ポイントをお得に貯めたり優待を利用する目的から検討しているなら、そういったスペックがないので注意をしておこう。
また、ちばぎんスーパーカードゴールドは「20歳以上で学生不可」なので、この点も高校生などにとっては残念な点だ。
4. 「ひまわり宣言」の銀行特典はある
千葉銀行には「ひまわり宣言」というランクステージが導入されており、ちばぎんスーパーカードそれぞれは以下のステージとなる。
- ちばぎんスーパーカード(一般):シルバーステージ
- ちばぎんスーパーカードゴールド(ゴールド):ゴールドステージ
これは銀行特典でよくある「ATM手数料無料」といった内容なので、デビット生活における「ATM手数料節約」に加えてひまわり宣言から「振込手数料節約」のメリットも得られるようになる。
この特典を踏まえても、やはり高額補償額が必要でない限りは「一般・ちばぎんスーパーカード」がファーストチョイスとなる。
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