クレジットカードの解約は特に難しい点はなく、どんな状況でも希望通りに解約することが可能だ。しかし、「ポイントの消化」と「借金返済」については注意をしておく必要がある。
目次
1. クレジットカードの解約方法
クレジットカードを解約するためには、契約しているカード会社へ解約申請を出さなければならない。
- 店頭で解約を伝える
- 電話で解約を伝える
- メールで解約を伝える
- 退会手続きのフォームから解約する
基本的に上記のいづれかの方法で解約することになるが、まずはカード会社の情報を確認してみよう。
1-2. 解約で必要な書類は?
クレジットカードを解約する時、カード会社に提出しなければならない書類は何もない。
カード会社によっては本人からの連絡であることを確認する為、身分証明書や暗証番号で本人確認がなされるケースがある。
何か書類が必要となる場合でも、身分証明書があれば問題ない。
1-3. 解約のメリットは?
クレジットカードを解約するメリットは
- 他カードを作りやすい
- 他カードの与信枠を増やしやすい
が主なメリットだ。
使いもしないクレジットカードを持っていても、そのカードの与信枠を所持するために返済能力を割くことになる。それは新規でクレジットカードを作る時や増額審査を受ける時に審査で不利となる為、解約しておく方が良いだろう。
1-4. 解約するデメリットは?
クレジットカードを解約するデメリットは特にない。
新しく他のカードを作りやすくなることを考えると、今使っているカードに不満があるなら解約する方が良いだろう。
特にデメリットはないが、以下に紹介する注意点だけはしっかりと抑えておきたい。
2. 2つの注意点に気をつけよう
クレジットカードを解約する前に
- 借金は消えない
- ポイントを消化すること
の2つの注意点に気をつけよう。
2-1. 解約しても返済は残る
ショッピング枠とキャッシング枠を使っている状態でも解約することは可能だが、使った金額は解約後も返済し続けることになる。
遅延行為などを理由として強制解約になるケースがあるが、それと全く同じだ。
どんな理由から解約するにしても借金が消えることはない。どうしても借金を消したいなら債務整理を検討するしかない。
2-2. ポイントをすべて使ってから解約しよう
クレジットカードはポイントを貯められることが魅力だが、解約後はポイントが消えてしまう。
その為、解約する前にポイントを使い切るようにしよう。
2-3. 短期解約は信用に影響が出ると聞くが・・・?
今日クレジットカードが自宅に届き、その日の内に解約をするなど、ど短期で解約すると信用情報で不利になるという説がある。これについては気にする必要はない。
クレジットカード審査は収入や他社借入による返済能力が最も重要だ。短期解約が審査に影響するのは多重申込と似たような類であり、この情報だけで合否が決まるわけではない。
自分の返済能力をすべて使い切るというスタンスで何十枚とカードを作るような状況でない限り、短期解約の影響は微々たるものである。
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