クレジットカードの締め日と支払日の違い

締め日と支払日

クレジットカードの締め日は「請求額が確定する日」、支払日は「請求額を支払う日」である。また、支払額の変更は締め日までに行うのがセオリーだ。

1. 締め日と支払日の違い

冒頭で紹介したようにクレジットカードの締め日と支払日はそれぞれの役割がある。

  • 締め日:請求額の確定日
  • 支払日:請求額の支払日
  • 請求額:締め日~支払日の利用分

特に難しいことは何もないので、上記のとおり締め日と支払日の役割をしっかりと覚えておこう。

2. 支払額の変更は締め日までにやっておく

締め日と支払日

クレジットカードの支払方法は、基本的に初期設定が一括払いになっている。

カードを使い過ぎた場合など、次回の支払日に請求額が高額過ぎて対応できないケースがある。そんな時は分割払いやリボ払いなど、支払方法を変更することで支払額を減らすことができる。

支払方法の変更は締め日までにやっておくのがセオリーだ。締め日に請求額が確定するのだから、その日までに支払方法の変更から請求額を調整しなければならない。

しかし、実際は締め日を過ぎても支払方法の変更に対応してくれるカード会社は多い。

JCBの場合は「変更登録締切日」というのが設定されており、「お支払い方法・金額変更のご案内」で何月何日の何時までなら支払方法や支払額を変更できるのか明確なルールが公開されている。

JCBのように分かりやすく明確なルールを設けているカード会社はかなり珍しいが、他社においても締め日を過ぎてからでも支払方法や支払額の変更に柔軟な対応をしてくれるところは多いので、遅延の可能性があるなら相談してみよう。

2-1. 変更できない支払方法に注意

今の支払方法がリボ払いや分割払いの場合、「分割払い」→「リボ払いやボーナス払い」・「リボ払い」→「分割払いやボーナス払い」へ変更することは原則として出来ない。

これは分割払いとリボ払いの手数料計算が理由だ。

分割払いの手数料計算は、「利用額×100円あたりの利率」で計算する。100円あたりの手数料は各社で調べる必要があり、実質年率を使う場合は自動計算でなければ手数料を計算できない。

リボ払いの手数料計算は、「利用額×利率÷365日×日数」という日割り計算だ。

両者は似たような支払方法だが、根本的に手数料の計算方式が異なるので途中で支払方法を変更することができないというわけだ。

  • 一括払い:分割とリボへ変更可能
  • 分割2回払い:分割3回以上やリボへ変更可能(不可なカードもある)
  • ボーナス1回払い:分割やリボへ変更可能
  • 分割3回以上:変更不可
  • リボ払い:変更不可

上記を見ると分かるが、今の支払方法で手数料が発生しない場合のみ支払方法を変更できる。

また、すべての支払方法において途中でボーナス払いへ変更することは不可能だ。ボーナス払いを使えるかどうかは加盟店による為、カードを使う時点でボーナス払いを選択する必要がある。

JCBの「ショッピング利用後リボ払い・分割払い」が良い参考になるのでチェックしてみるといい。

2-2. 請求額は締め日~締め日までの利用分

締め日と合わせて覚えておきたいのが、請求額の決まり方だ。

締め日は請求額が確定する日なので、請求額は締め日~締め日までに使った利用分の総額となる。

このルールを応用すると、締め日を過ぎた直後にカードを使うと支払いを先延ばしにすることができる。

例えば、今月の20日が締め日で来月の1日が支払日、今が19日だとする。19日にカードを使うと来月の1日に支払う必要があるが、21日にカードを使うと来月の20日の締め日に含まれるので支払日は再来月の1日となる。

2-3. セゾンカードは最長で2ヶ月後にお支払い

締め日と支払日引用元:セゾン

セゾンカードの締め日は毎月の末日、支払日が翌々月の4日だ。

8月31日が締め日なら10月4日が支払日となるが、この場合に8月30日にカードを使うと10月4日が支払日、2日待って9月1日にカードを使うと11月4日が支払日となる。

セゾンカードで締め日のルールをうまく活用すると、最長で約2ヶ月先まで支払いを先延ばしにすることが可能だ。

3. 支払日は遅延に注意をしよう

締め日と支払日
クレジットカードの支払いは、カードを作る時に提出した引き落とし口座から自動的に請求額が落ちるようになっている。

つまり、支払日を迎えると自動的に口座からお金が落ちるので、支払日の前日までに請求額を入れておく必要がある。

支払日の当日は、何時に引き落としが実行されるのかカードによって様々だ。金融機関は朝の9時から稼働するので、殆どのカードは朝一番に引き落とされる。しかし、夕方以降の夜間帯に引き落としが実行されるカードもあるので、事前に確認しておくことが大切だ。

支払日に引き落としが完了しないと遅延行為になるので注意をしておこう。

3-1. 遅延損害金の発生条件

支払日に請求額を支払えないと遅延損害金が発生する。これはクレジットカードの利用規約に書いてあるので、しっかりと読んでおこう。

基本的に遅延行為というのは支払日の翌日からとなるので、遅延損害金が課せられる場合は支払日の翌日から遅延利率が適用されることになる。

上記が基本となるが、遅延損害金の有無や発生条件はカード会社によって違いがある。

JCBの場合は支払日に遅れても5日間の免除日が用意されている。また、イオンの場合はそもそも遅延損害金を取っていないので、支払日から1週間経とうが2週間経とうが通常どおりの手数料だ。

3-2. 異動情報は2ヶ月以上の遅延で登録される

支払日の遅れは遅延損害金だけではなく、信用低下についても心配する必要がある。

クレジットカードの情報はCIC(指定信用情報機関)に保存されるが、CICでは「61日以上または3ヶ月以上の遅延」で異動情報が付く。

異動という言葉は信用機関における遅延情報のことであり、異動情報が登録されると今後にクレジットカードやカードローンなどで審査を受ける場合に不利となるので注意をしておきたい。

また、信用機関は別として、今契約しているカード会社から「信頼されない・評判が落ちる」ことも念頭に置いておこう。

例えば、増額をしたい時やインビテーションから上位カードを目指す場合など、ちょっとした遅延でも希望や目的を達成しずらくなる可能性がある。

4. カードを作ったら真っ先に暗記しよう

締め日と支払日

カード会社の多くはWEBサービスが充実しているので、クレジットカードの締め日や支払日を迎えるとメールから通知してくれる。

しかし、自分で締め日や支払日を暗記しておく方が、支払日を先延ばしにしたり遅延を回避するなど上手くクレジットカードを使いこなせるようになる。

たった2つの「日」を暗記するだけなので、クレジットカードを作ったら暗記するように努めてみよう。

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