お得なデビットカードはポイント還元率で選ぶのが基本だが、優待特典も合わせて注目しておきたい。ここでは、ポイント還元率と優待特典からお得なデビットカードを5枚紹介していく。
目次
1. お得なデビットカード5選!
「何を基準にお得なのか?」を決める必要があるが、ここでは以下の3つを重視している。
- ポイント還元率
- 優待特典
- コストパフォーマンス
個々によってお得の基準が異なるが、ここでは出来る限り大衆向けのカードを選んでいこうと思う。
旅行保険については以下の記事を参考にしよう。
1-1. イオン銀行キャッシュ+デビット
イオン銀行キャッシュ+デビット |
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![]() |
JCB |
15歳以上 (中学生不可) |
年会費無料 |
ポイント還元率0.5%~1.0% |
イオン銀行 |
イオン銀行キャッシュ+デビットは、イオンを利用する方にとってかなりお得だ。
- イオン銀行普通預金金利年0.1%優遇
- イオングループでいつでもポイント2倍
- お客さま感謝デーで5%OFF
- 優待施設の割引
- 優待加盟店やときめきポイントTOWNでポイント還元率アップ
ポイント還元率は0.5%だが、イオングループでいつでもポイント2倍になることから1.0%を実現できる。また、交換商品によっては「ワタミ食事券・2.0%」のように高還元率となることもあるので、この点も抑えておこう。
優待特典は「優待施設」でチェックできるが、「ビッグエコー30%OFF」や「スパリゾートハワイアンズ10%OFF」など、優待の対象店舗が豊富だ。
また、最も注目しておきたいのが「毎月20日・30日のお客さま感謝デー・5%OFF」と「毎月15日のG.G感謝デー・5%OFF」だ。これは確定イベントなので、毎月必ず5%OFFで買い物できるというお得さがある。
機能性についてはWAON搭載なので、ときめきポイント以外にもWAONポイントも合わせて貯めることができ、さらにオートチャージも可能となっている。
最後の決め手としては、「優待加盟店」や「ときめきポイントTOWN」からポイント還元率を上げられることだ。
特にときめきポイントTOWNは最大21倍まで目指せるので、実はネットショッピングにおいてもポイント還元率が優秀なデビットカードだ。
1-2. Visaデビット付きキャッシュカード
Visaデビット付キャッシュカード |
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![]() |
VISA |
15歳以上 |
年会費無料 |
ポイント還元率0.6%~1.5% |
GMOあおぞらネット銀行 |
Visaデビット付きキャッシュカードは、GMOあおぞらネット銀行のデビットカード。
- 還元率は0.6%~1.5%
- ネット銀行の中でトップクラスに振込手数料が安い
- 口座開設や口座管理などすべて無料
- ATM手数料無料の適用回数を増やせる
- 外貨預金がお得
ネット銀行の中でも振込手数料が安いことで人気だ。
デビットカードは申し込む必要がなく、口座開設すると自動的にVisaデビットが搭載されている。
還元率はステージ制によって最大1.5%、さらにATM手数料も同様にステージ制から無料回数を増やすことができる。
・【GMOあおぞらネット銀行】投資家におすすめなデビットカード登場!還元率は0.6%~1.5%!メリットから特典まですべてを解説
・【GMOあおぞらネット銀行】未来型デビットカードがリリースされる!ハイセキュリティシステムでディスプレイ搭載、デザインがかっこいい!
1-3. タカシマヤプラチナデビットカード
タカシマヤプラチナデビットカード |
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VISA |
15歳以上 (中学生可能) |
年会費33,000円(税込) |
ポイント還元率2.0%~10.0% |
TAKASHIMAYA PLATINUM |
タカシマヤプラチナデビットカードは、タカシマヤでお得なデビットカードだ。
- 常設2.0%のポイント還元率
- タカシマヤで10.0%
- タカシマヤの様々な優待特典
- VISAプラチナサービスを利用可能
- 優待プログラムClub Sが最高ランクで自動付帯
このデビットカードは大衆向けではないが、いろんな意味で「ぶっ壊れスペック」であり、基本的にお得なことに間違いはないので一応は紹介しておきたい。
まず、ポイント還元率は下限が2.0%なので、どこでカードを使っても必ず2.0%でタカシマヤポイント(1PT=1円)が貯まる。そして、本拠地のタカシマヤでは10.0%になるので、デビットカードの中で圧倒的なポイント還元率を誇る。
「優待特典」は、「駐車場最大5時間無料」や「配送無料」など、こちらも優待という名のとおりに優遇された特典が備わっている。
ポイント還元率も優待特典も文句なしだが、年会費33,000円(税込)は高い。これはタカシマヤで月々30,000円以上の買物をすると10.0%の還元率で相殺できるので、高所得者向けの仕様となっていることは否めない。
タカシマヤでたくさん買い物するほどコスパが向上するが、たまに買い物する程度ならコストが重い。
1-4. 楽天銀行JCBデビットカード
楽天銀行デビットカードJCB |
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JCB |
16歳以上 |
年会費無料 |
ポイント還元率1.0%~2.0% |
楽天銀行 |
楽天銀行JCBデビットカードは、街中でもネットでも安定してお得だ。
- 常時1.0%のポイント還元率
- 楽天市場は2.0%
- 各種キャンペーン
- ポイント還元率特化のスペック
このデビットカードはポイント還元率がお得という一言に尽きる。
どこかのお店で割引を受けられるなど、優待特典はない。
楽天やJCBが開催する各種キャンペーンの対象となることが、ポイント還元率以外における唯一の利点だ。
「タカシマヤプラチナデビットカード」の後に目にするとインパクトがないが、それでも年会費無料でポイント還元率が1.0%~2.0%という強みがあり、コスパはかなり良い。
「ファミデビ」に比べてどうなのかという疑念も湧くが、楽天銀行JCBデビットカードはお店を問わないところがいい。また、ネットショッピングも楽天市場で2.0%になるので、使い勝手を加味してポイント還元率がお得だ。
1-5. りそなVISAデビットカードJMB
りそなデビットカードJMB |
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VISA |
15歳以上 (中学生可能) |
初年度年会費無料 (通常、税込1,100円) 年1回の利用で翌年度も無料 |
ポイント還元率0.5%~1.0% |
りそな銀行 |
こちらはJALマイルをお得に貯められるデビットカードだ。
- 200円ごとに1マイルが貯まる
- JALグループ航空券購入時は2倍
- 2年目以降毎年500マイルプレゼント
- 旅プラス自動付帯
- 搭乗マイルがお得
現状、マイルを直接貯めることができるデビットカードは2種しかないので、自然とマイル特化はりそなVISAデビットカードJMBがお得となってくる。
ポイント還元率は200円で1マイルの0.5%だが、JALグループ航空券を購入するときは2倍の1.0%となる。
2年目からは年1回カードを使うだけで、必ず500マイルがもらえる。
さらにJALの「旅プラス」が自動付帯されており、これによって搭乗マイルが多少お得になる。
デビットカードでマイルを貯めたい方にとってはメリットが高いので、検討してみてはいかがだろうか。
2. JCBとVISAそれぞれのお得さ
ついでに「JCB」と「VISA」のブランド側のお得さについても簡単に紹介しておこうと思う。
それぞれのブランドは、カードスペックではなくブランド側が用意している優待特典を利用することができる。
特典内容を比較すると、JCBは国内に対して豊富な優待特典が多く、VISAは海外に対して豊富な優待特典が多いという、両者の国際ブランドとしての特徴がそのまま反映されている印象が強い。
2-1. JCBの優待特典
引用元:JCB優待ガイド
JCBブランドは「JCBプラザ」や「JCBラウンジ」など様々なサービスがあるが、その中でも優待は身近に使えるお得な特典だ。
「JCB優待ガイド」から対象店舗を検索することができ、基本的に手持ちのJCBカードを使って支払いをすれば割引が適用される。
使い方も簡単なので、食事に出かける際などに活用してみよう。
2-2. VISAの優待特典
引用元:VISA
VISAブランドは主に「抽選キャンペーン」が豊富であり、海外においては「優待特典」が用意されている。
「お得なキャンペーン・優待」から、今利用できるキャンペーンや優待特典を探せる。
こちらも基本的には手持ちのVISAカードを使って支払いをすれば割引が適用されるが、カードの種類が限定されるキャンペーンや特典もある。
2-3. 新たにMaster Cardが増えた
2019年4月から、住信SBIネット銀行でMaster Cardブランドのデビットカードを作れるようになった。
「Master Card」でMaster Cardが提供する優待特典を確認できるが、ボリュームはVisaと似たような感じだ。
2-4. 迷った時はポイント還元率
国際ブランドの優待特典も考慮すると、優秀なデビットカードは魅力が底上げされるし、平凡なデビットカードは欠点をカバーできる。
そう考えると、結局は迷った時はポイント還元率を重視しておけば失敗することが少なく、クレジットカードに匹敵するポイント還元率のデビットカードは意外と多い。
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