ファミデビはファミマで「1.0%~4.0%」と高還元率を実現できるメリットがある。また、1枚で5つの機能性があることから、Tポイント加盟店を中心に汎用性が高いことも特徴だ。ファミマでお得なカードを検討しているなら、ファミデビはコスパ最強でオススメできる。
目次
1. ファミデビの特徴
※2019年5月20日から、新規申込は停止中。リンク先はジャパンネット銀行の「Visaデビットカード」しかないので、間違えないように注意してください。
ファミデビはジャパンネット銀行のデビットカードだ。
- 年会費無料
- Tポイント搭載
- 加盟店以外でもTポイントが貯まる
- ファミマで最低1.0%以上
- カードの日は2.5%以上
Tポイントファンから人気が高く、ファミマで1.0%以上のポイント還元率をキープできることが特徴だ。
1-1. 5つの機能性
ファミデビは1枚のカードで5つの機能を使える。
- キャッシュカード
- デビットカード
- Tポイントカード
- Tマネー
- TSUTAYA会員証
Tマネーは電子マネーで、最初からファミデビに搭載されている。
TSUTAYA会員証だけは店頭で登録手続きをする必要があるが、すぐに完了できるのでTSUTAYAユーザーはやっておこう。
このように1枚5役の機能性があることも、ファミデビならではのメリットだ。
2. ファミデビのポイント還元率
ファミデビ |
---|
![]() |
VISA |
15歳以上 (中学生不可) |
年会費無料 |
ポイント還元率0.2%~4.0% |
ジャパンネット銀行 |
ファミデビは「ファミマ」や「Tポイント加盟店」以外のお店では、ポイント還元率が0.2%と低い。
- VISA加盟店:0.2%
- Tポイント加盟店:約0.5%~1.0%
- ファミマ:1.0%~4.0%
しかし、ファミマにおいては「ファミランク」や「カードの日」を重複適用すると、4.0%あたりまでポイント還元率が上がる。
2-1. VISA加盟店
通常、Tポイントは「Tポイント加盟店」でなければ貯めることができないが、ファミデビはVISA加盟店でもTポイントを貯めることができる。
その場合のポイント付与は「500円=1PT」なので、ポイント還元率は0.2%だ。
2-2. Tポイント加盟店
ファミデビは「Tポイントカード」として使うこともできるので、Tポイント加盟店でカードを提示すればポイントを貯められる。
- TSUTAYA:200円で1PT(0.5%)
- 蔦屋書店:200円で1PT(0.5%)
- 復刊ドットコム:100円で1PT(1.0%)
- Ameba:100円で1PT(1.0%)
- Yahoo!トラベル:購入金額の0.5%~1.0%
加盟店によってTポイントの付与レートが異なるが、大よそ0.5%~1.0%の還元率だ。
「提携先サービス早見表」でTポイントの付与レートを確認できるので、チェックしておこう。
2-3. ファミマ
ファミマでファミデビを使う場合、ポイント還元率は1.0%以上だ。
「カード提示・200円で1PT」+「カード払い・200円で1PT」=「合計・200円で2PT」
- カード払い:200円で2PT(1.0%)
- Tマネー:500円で1PT(0.2%)
- ファミランク:2倍~3倍(1.0%~2.0%)
- カードの日:5倍(2.5%)
- レディースデー:2倍(1.5%)
- Tポイントプラス:+10PT~160PTなど
それぞれのファミマ特典では、通常のTポイントカードよりもファミデビのほうがポイント還元率は高い。
ファミランクだけでも1.0%~2.0%の還元率なので、ファミマの利用頻度が高いほど高還元率でTポイントを貯められる。
3. ファミデビの特典
ファミデビの特典は、ファミリーマートの各種イベントがそのまま反映される。
- ファミランク
- カードの日
- レディースデー
- Tポイントプラス
- 今お得
詳しく見ていこう。
3-1. ファミランク
ファミランクは、ランクに応じてポイントが2倍~3倍となる。
ファミデビの各ランク帯のポイント還元率は以下のとおり。
- ブロンズ:1.0%
- シルバー:1.5%
- ゴールド:2.0%
ファミデビで支払う場合は「クレジットPT・200円で1PT」が付与されるので、各ランク帯のポイント付与に対して「200円で1PT」が別途付与される。
3-2. カードの日
カードの日は毎週の火曜日と土曜日に開催されており、ファミデビ会員は通常の5倍でポイントを獲得できる。
200円に対して5PTが付与されるので、カードの日にファミデビを使うとポイント還元率は2.5%だ。
3-3. レディースデー
レディースデーは毎週の水曜日に開催され、ポイントが2倍になる。
- ショッピングPT(カード提示):200円で2PT
- クレジットPT(カード払い):200円で1PT
合計で200円に対して3PTが付与されるので、ポイント還元率は1.5%だ。
3-4. Tポイントプラス
Tポイントプラスは、対象商品において「+○○PT」という形でTポイントを獲得できる。
- ファミリーソフト:1点につき50PT
- スモークチーズ:1点につき20PT
- ストリータイム:1点につき40PT
- レッドブル:1点につき30PT
- ユンケルローヤルF:1点につき160PT
ポイント還元率よりも付与率が高い。
店舗によって対象商品が異なるので、「Tポイントプラス」から最寄りの店舗情報をチェックしておこう。
3-5. 今お得
今お得は値引きされたセール商品を購入できるサービスだが、ファミデビを持っているとさらにお得な価格で商品を購入できる。
例えば、「ファイア」の缶コーヒーは通常123円の値引き価格110円だが、ファミデビ会員は「100円」で購入できる。
大よそ値引き価格から「-10円」ほどの値段で対象商品を買えるので、還元率に換算するとポイント還元率よりもお得だ。
4. ファミデビのメリット
ファミデビ |
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![]() |
VISA |
15歳以上 (中学生不可) |
年会費無料 |
ポイント還元率0.2%~4.0% |
ジャパンネット銀行 |
ファミデビのメリットは、ファミマでポイント還元率が1.0%~4.0%ほどに跳ね上がること。
- ファミマで最低1.0%
- ファミマで4.0%も可能
- ファミマの商品をさらに安く買える
- ファミマ以外でも0.2%でTポイントが貯まる
- 1枚で5役の機能がある
とにかくファミマに特化したスペックを持っており、TSUTAYA会員証やTポイントカードなど、機能性が豊富なこともメリットだ。
4-1. どんな人に人気なの?
基本的にファミデビを作ろうと思っている人は、「Tポイントファン」か「ファミマユーザー」だ。
特にファミマを良く利用する人はレジでTポイントカードの冊子を見ることが多いため、その延長でさらにお得なファミデビを検討し始めると思う。
ファミデビは年会費無料なので、Tポイントカードと同じ感覚からファミマ専用機として作っておくだけでもメリットはかなり大きいだろう。
4-2. ファミマ以外では使えない?
ファミデビのポイント還元率から分かると思うが、ファミデビはファミマに客が流れるようにお得なスペックが意図的に作られている。
そのため、ファミマ以外は「0.2%」とポイント還元率が低いため、完全にファミマ専用で作るのがオススメだ。
ファミマ以外のお店では、他のデビットカードを使うようにするとポイント還元率の効率がいい。
4-3. クレカのサブカードにもオススメ!
クレジットカードをメインに使っている場合でも、ファミマ専用機を1枚作っておきたいと思うことがあるだろう。
- ファミマTカード:1.0%
- ファミデビ:1.0%
- Yahoo!JAPANカード:1.5%
候補となる3枚において、ファミマにおける最低ポイント還元率は上記の通りだ。
この中でもオススメされることが多いのが「Yahoo!JAPANカード」だが、こちらはカードの日の対象外だ。
ファミマTカードはファミデビとポイント還元率が変わらないため、クレジットカードにしてはメリットが低い。
トータル的に考えると、デビットカードであるファミデビが一番オススメ。
4-4. コンビニ対決ではどうなの?
大手3社のコンビニにおけるデビットカードのポイント還元率は以下のとおり。
- ファミデビ:0.2%~4.0%
- セブンデビット:0.5%~1.5%
- ローソン:デビットカードがない
ローソン特化のデビットカードはないので、ローソン銀行開始によってローソンデビットカードが登場するのを待とう。
ファミデビのライバルとなる「セブン銀行デビットカード」は、セブンにおいて最大1.5%だ。
最大のポイント還元率を比較すると、ファミデビのほうがポイント還元率が高いのでお得さを感じやすいだろう。
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