みずほJCBデビットは国内海外の旅行保険が搭載されており、みずほ銀行のみずほマイレージクラブによってATM手数料が無料になるなどのメリットがある。ポイント還元率は0.2%と低いものの、そのデメリットをカバーできるスペックが魅力的だ。
目次
1. みずほJCBデビットのスペック
みずほJCBデビット |
---|
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JCB |
15歳以上 (中学生不可) |
年会費1,100円(税込) (年1回利用で無料) |
ポイント還元率0.2% |
みずほ銀行 |
2年目以降は税込1,100円の年会費が発生するが、満23歳以下あるいは年1回以上のカード利用で年会費を無料にできる。
かなり条件が優しいので23歳以上のかたでも実質は年会費無料で運用可能だ。
1-1. 商品内容
商品名 | みずほJCBデビット |
申込条件 | 15歳以上(中学生不可) |
国際ブランド | JCB |
年会費 | 初年度無料、2年目以降は1,100円(税込) |
年会費無料の条件 | 満23歳以下、あるいは年1回以上のカード利用 |
利用限度額 | 0~250万円で設定可能 |
海外為替レート | JCBが定める為替レートに3.4%を上乗せしたレートで円換算 |
ポイントプログラム | キャッシュバック |
ポイント付与 | 利用額の0.2% |
ポイント還元率 | 0.2% |
ショッピングガード保険(海外のみ) | 年間100万円 |
国内旅行保険 | 最大3,000万円 |
海外旅行保険 | 最大3,000万円 |
みずほJCBデビットのスペックは保険関連に注目しておきたい。
ショッピング保険は海外のお買い物だけが対象となっており、旅行保険は国内海外の両方が付いている。
1-2. JCB優待特典
みずほJCBデビットはJCBブランドなので、JCBが提供している優待特典を利用可能。
詳細はオフィシャルサイトの「JCB優待ガイド」と「JCBのサービス」で確認できるので、カードを使う際などにチェックしておこう。
1-3. みずほ銀行特典
みずほ銀行にはみずほマイレージクラブというステージ制の特典がある。
条件を満たすとATM手数料や振込手数料などが無料になる特典を使えるようになるので、もしみずほJCBデビットを作るなら合わせて抑えておきたい。
みずほ銀行オフィシャルサイトの「みずほマイレージクラブ うれしい特典」で条件や特典などを確認できる。
2. みずほJCBデビットのメリット
主なみずほJCBデビットのメリットを見ていこう。
2-1. 年会費無料の条件が優しい
みずほJCBデビットは2年目から年会費がかかるが、無料にするための条件がかなり優しい。
満23歳以下は無条件で無料、23歳以上のかたでも年にたった1回だけカードを使えば無料となる。
2-2. 旅行保険を使える
海外旅行保険 | 国内旅行保険 |
---|---|
【傷害による死亡・後遺障害】最高3,000万円 | 【傷害による死亡・後遺障害】最高3,000万円 |
【傷害による治療費用】100万円限度 | ― |
【疾病による治療費用】100万円限度 | ― |
【賠償責任】2,000万円限度 | ― |
【傷害携行品の損害】1旅行につき 20万円程度(年間100万円限度、1事故につき自己負担額3,000円) | ― |
【救援者費用】100万円限度 | ― |
みずほJCBデビットの旅行保険は国内海外ともに最高3,000万円で付帯されている。
旅行保険が搭載されたデビットカードはまだまだ数が少ない現状なため、みずほJCBデビットの最大のメリットは旅行保険と言っても過言ではない。
社会人だけではなく留学などを検討している学生にとっても実用性が高い。
デビットカードは審査がないので、簡単に旅行保険を入手できるのは本当に大きなメリットだ。
2-3. みずほマイレージクラブの特典を使える
みずほマイレージクラブのATM手数料等が無料になる特典はいろいろと条件があるが、割と難易度が低いのが嬉しい。
たとえば、預金残高30万円以上の条件を達成すると、月1回までコンビニのATM時間外利用手数料が無料になる。
ほかには、みずほ銀行の口座を給与の受取先に設定やみずほJCBデビットの利用など、このような条件を達成することでも手数料等の無料特典をGETできる。
3. まとめ
基本的にデビットカードは旅行保険が備わっているカードが少ないことからも、ポイント還元率を重視して選ぶことが多い。
しかし、みずほJCBデビットは旅行保険や銀行特典などが充実しているため、これらの目的で選びやすいことがメリットだ。
ただし、ポイント還元率は0.2%と全デビットカードの中でワーストレベルなので、ポイント還元率を気にする人にとっては選びずらいだろう。
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