【他のお店はどうなの?】観光地を中心とした加盟店の現状まとめ

加盟店の現状

加盟店を検討する際に「他のお店はどうしているのか?」という点が気になると思うが、それに関して経済産業省の「観光地におけるキャッシュレス決済の普及」という資料を活用すると便利だ。ここでは、その内容を簡略化して紹介していくので、気になる方は参考にしてみてほしい。

1. 「観光地におけるキャッシュレス決済の普及」の概要

今回は経済産業省の「観光地におけるキャッシュレス決済の普及」を引用しながら紹介していくが、この資料は経済産業省が「株式会社・野村総合研究所」に委託して作成されたものだ。

委託に向けた入札結果などは経済産業省で確認することができるが、この資料はPDFファイルで公開されているものの、経済産業省では見当たらない。どこかにあるのだろうが、基本的にWEBで検索する方が遥かに早いので、以下のリンクを活用しよう。

この資料は約290ページというボリュームから構成されており、タイトルとグラフを見るだけで大よその内容は把握できる。ここでは、一般的に気になるであろう項目だけをいくつかピックアップして紹介するので、じっくりと詳細を確認したい方は上記リンクから資料を読んでおこう。

また、引用元はすべて経済産業省のトップページに設定しておくので、PDFファイルを自分で探したい方は「検索蘭」からリサーチして探そう。

2. 観光地のキャッシュレス化の現状

観光地の加盟店の現状

日本は世界的に有名な観光地がいくつかあり、「独自の文化」や「治安が良い」など様々な理由から海外観光客が増加傾向にある。また、大きなイベントが日本で開催されることもあるため、国が政策の一環としてキャッシュレス化を図っている状況だ。

  • 背景と目的
  • 地域別の観光客の訪問率
  • 業種別のクレジットカードの対応有無
  • クレジットカード未対応の理由
  • キャッシュレス化の課題

上記の項目から資料を見ていこう。

2-1. 背景と目的

加盟店アンケートの背景と目的引用元:経済産業省(引用資料ページ3より)

3ページ目にある「背景と目的」では、日本のキャッシュレス政策の概要や取り組みなどが要約紹介されている。「未来投資戦略2017」では、キャッシュレス比率40%を目標としていることが伝えられているため、その目標に向けて1つ1つの課題をクリアしていくことになる。

この資料は2017年2月28日時点におけるキャッシュレス決済の普及状況がまとめられており、今年度や来年度などの進歩状況が気になるところだ。政権交代や政策変更などが行われない限りは政策が進められていくため、定期的に何らかの形で現状が公表されるだろう。

2-2. 地域別の観光客の訪問率

地域別の観光客の訪問率引用元:経済産業省(引用資料ページ9より)

9ページでは、「東京都」や「京都府」など海外観光客の訪問率が高い都道府県が紹介されている。

そもそも、加盟店になるかどうかの判断は自分のお店に対する海外観光客の集客率によっても大きく変わるため、データのように訪問率が高いエリアでお店を営業している方は加盟店になるメリットを見出しやすいのではないだろうか。

2-3. 業種別のクレジットカードの対応有無

クレジットカード対応の有無引用元:経済産業省(引用資料ページ11より)

11ページでは、業種別のクレジットカード対応の有無が紹介されている。

旅館業や小売業など全般的にクレジットカードに対応している業種が多いが、飲食業や観光スポットでは全く逆の状況となっている。

単価の低い業種はクレジットカード導入のメリットを見出し難いと解説されているが、これは加盟店の手数料が大きな理由だろう。

  • 加盟料:0~3,000円
  • 決済端末機:40,000円~80,000円
  • 手数料:飲食店は5%~7%

飲食店で加盟店になる場合のコストについては、以下の記事が参考になるので読んでおこう。

2-4. クレジットカード未対応の理由

クレジットカード未対応の理由引用元:経済産業省(引用資料ページ20より)

20ページでは、業種別のクレジットカード未対応の理由が紹介されている。

全体的に「導入費用が高い」や「手数料が高い」という理由が目立つが、飲食業についてはそれ以前に「導入によるメリットを感じられない」となっている。これはもうコストを含めて素直な感想なのだろう。

また、お寺や寺院などの観光スポットは「店舗や施設の伝統や雰囲気にそぐわない」という面白い理由が述べられている。

少し話が逸れるが、我が家がお世話になっているお坊さんは前職がSEであり、婿入りによってお坊さんになることを決断されたそうだ。最近はネット経由のお経というサービスもあり、歴史のあるお店やサービスもいづれはIT化を余儀なくされるのかもしれない。

2-5. キャッシュレス化の課題

キャッシュレス化の課題引用元:経済産業省(引用資料ページ29より)

29ページでは、観光地のキャッシュレス化の課題が紹介されている。

主に「キャッシュレス化の理解促進」や「負担感の軽減」が挙げられており、加盟店にならない理由がそのまま課題となっている。

まとめ

「観光地におけるキャッシュレス決済の普及(経済産業省)」では、他にもヒアリング結果など参考になる情報がたくさん詰まっている。

加盟店になるかどうかで迷った時は、他のお店はどのような判断をしているのか気になることが多いと思う。

その疑問を解決するために今回紹介した資料は良い参考になるため、時間のあるときにじっくりと目を通してみてはいかがだろうか。

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