ポイント還元率の計算方法

ポイント還元率の計算方法

ポイント還元率とは、「100円の利用に対して何円が還元されるのか?」を調べる為の指標だ。カード選びの1つの指標であり、「1ポイントの価値」を計算すればポイント還元率は分かる。

1. ポイント還元率とは?

クレジットカードやデビットカードを選ぶ時、ポイント還元率に注目する人が多い。

同じ金額を使うにしても、ポイント還元率が高い方がお得だからだ。

カードによって「何円の利用でポイントが付与されるのか?」や「1ポイントの価値は何円なのか?」に違いがあるわけだが、それを計る指標としてポイント還元率が使われる。

ポイント還元率とは、「100円の利用」に対して「何円が還元されるのか?」を調べるための指標と覚えておこう。

※2019年10月1日からスタートする消費税増税のポイント還元については、「【キャッシュレス・消費者還元事業】消費税増税のポイント還元まとめ!」で解説しています。

1-1. 何円の利用でポイントが付与されるのか?

カードによってポイントが付与される利用額の単位は様々だが、殆どのカードは「100円単位」か「1,000円単位」のどちらかだ。

100円の利用でポイントが付与されるカードの場合、ポイント還元率は「1ポイントの価値」を計算するだけでOKだ。

1,000円の利用でポイントが付与されるカードの場合、ポイント還元率は「1ポイントの価値」÷「10」で計算をすればOKだ。

10で割る理由は、ポイント還元率は100円で何円が還元されるのかを表す指標なので、100円単位に揃えるために10で割るだけ。

計算式で表現すると非常にややこしいが、1PTが5円の価値がある場合は

「1,000円で5PT付与」→「1,000円で5円還元」→「100円で0.5円還元」→「ポイント還元率0.5%」

と覚える方が分かりやすい。

上記以外のケースでは、リクルートカードのように「購入金額の1.2%還元」と決まっているタイプもあるが、このタイプはそのまま○○%がポイント還元率である。

また、100円単位や1,000円単位ではなく500円単位や2,000円単位でポイントが付与される場合なども、1ポイントの価値を計算してポイント付与に当てはめ、それを100円単位に揃えれば良いだけだ。

例えば、「1PT=5円」の「2,000円毎に1PT付与」の場合だと

「2,000円毎に5円還元」→「1,000円毎に2.5円還元」→「100円毎に0.25円還元」

となり、ポイント還元率は0.25%。

1-2. 1ポイントの価値は何円なのか?

ポイント還元率は1ポイントの価値を調べないと分からない。

1ポイントの価値の計算方法は、「交換商品の販売価格」÷「交換する為に必要なポイント数」=「1ポイントの価値」となる。

交換商品にどんな商品があるのかは、各カード会社のホームページやカタログを参照しなければならない。

交換商品の販売価格は、商品名をメモしておき通販サイトで調べるのが早い。

これを調べるのが面倒な場合は「ギフト券」や「キャッシュバック」の商品を題材にするのがオススメだ。

例えば、amazonギフト券1,000円分を題材にする場合、販売価格は1,000円である。キャッシュバックの場合は「1ポイントで4円キャッシュバック」など、ストレートに「1ポイントの価値」が表記されているのでさらに楽だ。

交換する為に必要なポイント数は上記のとおり、カード会社のホームページやカタログで調べることができる。

2. ポイント還元率の計算方法

さて、ポイント還元率の計算方法は「交換商品の販売価格」÷「交換する為に必要なポイント数」=「1ポイントの価値」を計算しておき、後はポイントが付与される利用額の単位を100円に揃えるだけだ。

100円でポイントが付与されるなら、ポイント還元率は「1ポイントの価値」がそのままポイント還元率となる。

1,000円でポイントが付与されるなら、ポイント還元率は「1ポイントの価値」÷「10」となる。

2-1. 楽天カードの場合

楽天カードは公式において、楽天ポイントは「1ポイント=1円」と表記されているため、1ポイントの価値を調べる必要はない。

ポイント付与は100円の利用で1ポイントが付与されるので、100円毎に1円が還元されることになる。

よって、楽天カードのポイント還元率は1.0%だ。

楽天カードはポイントアップが豊富であり、楽天市場は「ポイント3倍」、楽天トラベルは「ポイント2倍」など、利用する場所によって付与数が異なる。

ポイントアップがある場合、基本的にはそのまま「通常の還元率・1.0%」×「楽天市場・ポイント3倍」=「3.0%」というように掛け算をすれば良いだけだ。

ただし、入会特典などですでに倍率がかかっている場合、新たな倍率は掛け算した数字に掛けるのではなく、「100円で1PT付与」や「1,000円で1PT付与」など標準のポイント付与に掛け算して、「掛け算した還元率」+「掛け算した還元率」=「合計の還元率」というような計算になるカードが多いので気を付けよう。

2-2. JCB一般カードの場合

オリジナルシリーズのJCB一般カードは、okidokiポイントが1,000円毎に1PT付与される。

okidokiポイントの価値は統一されていない為、自分で1ポイントの価値を計算しなければならない。

iTunesギフトカードに交換する場合、「iTunesギフトカード1,500円」÷「500ポイント」=「3円」、「3円」÷「10」=「0.3%」がポイント還元率となる。100円の利用で「0.3円還元」ということだ。

JCBギフトカード5,000円分に交換する場合、「JCBギフトカード5,000円」÷「1,050ポイント」=「約4.8円」、「4.8円」÷「10」=「0.48%」がポイント還元率となる。100円の利用で「0.48円還元」ということだ。

okidokiポイントは1,000円毎に1ポイントが付与されるので、1,000円単位で言うと3円や4.8円が還元されることになる。

これを楽天カードで言うと1,000円の利用で10円が還元されるので、結局は100円単位でも1,000円単位でもポイント還元率の役割は変わらない。

3. 「1ポイントの価値」が表記されない理由

楽天とJCBの違いで分かるように、カード会社によって「1ポイントの価値」の表記有無は異なる。

ユーザーにとっては一律で1ポイントの価値が決まっていない場合でも、例として大よそのポイント還元率は表記してほしいものだ。

1ポイントの価値を表記しない理由としては、シンプルに「高還元率!」とは言えない現状があるからだろう。

カードのメリットは色々とあるが、大半がポイント還元率で決まる。その為、ポイント還元率が低いカードの場合、それを大々的に公表しない方が集客に繋がると考えるのは自然だ。

逆に「高還元率=1.0%」とされる基準をクリアしているカード会社にとっては、それを強烈にアピールする方が集客は見込める。

ポイント還元率によって、各社の販促方法に違いがあるのは1つの面白い部分でもある。

4. デビットカードや電子マネーも同じ

ポイント還元率はクレジットカードに限った話ではなく、ポイントプログラムが搭載されているすべてのカードに共通する指標だ。

デビットカードや電子マネーの場合も、ポイント還元率の計算方法はクレジットカードと変わらない。

また、カード種別としてクレジットカードが最強のポイント還元率を誇っているわけでもなく、カードの使い方や各カードのポイントプログラムによってポイント還元率は決まる。

サブカードでデビットカードや電子マネーを使っている方は、意外とそちらの方がポイント還元率が高いケースもあるので、暇な時に計算してみてはいかがだろうか。

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