【クレジットカードの選び方】ポイント還元率と合わせて見ておきたい6項目

ポイント還元率

ポイント還元率は「100円の利用に対する円の還元率」だが、「①年会費」+「②利用頻度」+「③ポイントの使い道」+「④ポイントの有効期限」+「⑤特典」+「⑥ポイントUPモール」の6項目から、トータル的にお得かどうかを判断しよう。これを知っておけばポイント還元率の概念が大きく変わるため、クレジットカードの選び方が広くなる。

1. ポイント還元率の使い方

クレジットカードの選び方はポイント還元率を優先的に見るのが主流だ。何故なら、「ポイントがお得」という分かりやすいメリットから判断できるからだ。

ポイント還元率は何を基準にするのかによって数字が変わることを覚えておきたい。

  • 平均値
  • 最低ポイント還元率
  • 最高ポイント還元率

ポイント還元率を重視する場合にランキングを参考にするのが便利だが、その時に○○%~○○%という表記を見かけると思う。基本的にどんなランキングでも最低ポイント還元率を表記するのが常識だが、最高ポイント還元率については作成者によって判断が異なる。

1-1. 平均値とは?

ポイント還元率の平均値というのは、最低ポイント還元率と最高ポイント還元率を算出して間を取った数字だ。しかし、ランキングではこの数字を見かけることはほぼない。

一般的にクレジットカードのポイント還元率は0.5%が平均と言われるが、この数字は最低ポイント還元率が元になっている。つまり、殆どのカードは100円に対して0.5円が還元され、高還元率と認められるカードの最低値は1.0%だ。これは楽天カードの人気度から推測すると、1.0%が最低であれば問題なしという認識はほぼ合っているだろう。

どうして平均値が使われないのかというと、作成者にとっては計算をするのが面倒という一言に尽きる。また、ユーザーへの配慮としては最高ポイント還元率も含めてしまうと誤解を招く可能性があるというのが大きな理由だ。

殆どのカードは、最高ポイント還元率は各社のポイントUPモールを経由した場合の最大倍率となる。これを考慮してしまうと、ネットショッピングをしない方にとっては全く関係のない指標なので、誤解を招く恐れがある。

1-2. 最低ポイント還元率とは?

最低ポイント還元率というのは、利用額に対して付与されるポイントが最低のケースでポイント還元率を計算する。楽天カードの場合だと、楽天市場を題材にすると100円で4PT付与(4.0%)となるが、楽天グループが関与しないお店では100円で1PT付与(1.0%)となる。

基本的に最低ポイント還元率を参考にすれば、それ以下の還元率にはならないので失敗することはない。ポイント還元率とは、「最低ポイント付与における100円に対する円の還元率」という定義が正しい。

1-3. 最高ポイント還元率とは?

最高ポイント還元率というのは、利用額に対して付与されるポイントが最高のケースでポイント還元率を計算する。これはカードによってそのシチュエーションが大きく異なるので、「特典」というカテゴリーを見る方が早いケースも多い。

調べ方としては、対象カードのポイントや特典から「ポイント2倍!」や「ポイント10倍!」などをチェックしていき、最大倍率を見つけることができると最高ポイント還元率を算出できる。

大抵は「○○モールで最大20倍!」のように各社のポイントUPモールが該当するが、ポイントUPモールを設置しているカード会社でも最大倍率を表記していないところもある。そのため、情報を発信する側としてはすべてのカードにおいて最高ポイント還元率を算出できない現状がある。

2. ポイント還元率と合わせて見ておきたい6項目

クレジットカードの選び方では、「ポイント還元率を重視しなければ!」という概念に囚われることがあると思うが、必ずしもポイント還元率が重要とは限らない。

  • 年会費
  • 利用頻度
  • ポイントの使い道
  • ポイントの有効期限
  • 特典(割引など)
  • ポイントUPモールの存在

ポイント還元率が高いほどお得であることは間違いない。しかし、「その他のスペック」や「カードの相性」などによっては、カードを選ぶ際にポイント還元率の優先順位を下げる方が良いケースもある。

2-1. ポイント還元率と年会費の関係

ポイント還元率にこだわるなら年会費が無料であるほど恩恵が高くなる。年会費が発生する場合、高還元率でポイントを貯めても相殺されてしまうと意味がないからだ。

ポイント還元率1.0%で年会費が1,000円だとすると、「100円の利用で1円還元」→「100,000円の利用で1,000円還元」となる。つまり、100,000円以上カードを使うことで年会費を相殺でき、その後はずっとポイント還元率の恩恵を得られると考えることができる。

もちろん、この考え方はあくまでもポイント還元率にこだわる場合に限るため、「ポイントなんておまけのようなサービス」という概念では何も気にする必要はない。

2-2. ポイント還元率と利用頻度の関係

ポイント還元率が高いカードを作るなら、積極的にカードを使う方がお得だ。総利用額が高額になるほど、同額を低還元率カードで使った場合と比較してポイントの貯まり方も大きくなる。

カードの利用頻度が低い場合でも、ポイント還元率は利用額に応じて比例するので損ではない。ただし、あまりにも利用頻度が低いとポイント還元率を重視しても実質的なメリットは数十円や数百円程度の差となるので、高還元率のメリットを実感しづらいだろう。

2-3. ポイント還元率とポイントの使い道の関係

高還元率でポイントをザクザク貯めても、そのポイントの使い道が乏しければメリットは半減してしまう。ポイントの使い道は本当にカード会社によって様々なので、そもそもポイントが実用的かどうかは見ておく方が良いだろう。

そこまで調べるのが面倒という方は、オートキャッシュバックが搭載されているカードが便利だ。

例えば、VIASOカードはポイント還元率1.0%を実現可能で貯まったポイントは自動的にキャッシュバックされる。

また、1ポイントの価値が統一されていないカードの場合、交換商品によってポイント還元率が変化することは覚えておく必要がある。

2-4. ポイント還元率とポイントの有効期限の関係

基本的にポイントを貯めることに徹する場合、欲しい商品が決まっていたり目標ポイント数を決めたりすることが多いと思う。目標まであと少しという状況でも、明日にポイント失効だと急いで消費せざる終えない。

ポイントの有効期限は無期限である方がユーザーにとっては都合が良いが、高還元率カードの大半は1年や2年と有効期限が決まっている。もし、カードの利用頻度が低いようであれば、還元率は他に劣るが有効期限が無期限であるセゾンカードを検討してみよう。

セゾンカードの代名詞でもある「永久不滅ポイント」は永久にポイントを貯めることができる。ポイント還元率は約0.5%と低いが、SEIYUで5%OFFやポイントUPモールで高倍率を狙えるなど、ポイントの有効期限が無期限という点を踏まえて十分に魅力が高い。

2-5. ポイント還元率と特典の関係

ポイント還元率というのは、現金払いと比較した場合のプラスαとなる1つの要素だ。カードのメリットはポイントだけではなく、特典から得られるメリットも多い。

特典の中でもメリットが分かりやすいのが割引だが、イオンカードのように常設で活用できる割引がある場合はそこまでポイント還元率を優先する必要はない。

例えば、5%OFFという割引を活用できる場合、ポイントに置き換えると5.0%のポイントを得られるのと同等の価値があるわけだ。

2-6. ポイント還元率とポイントUPモールの関係

殆どのカードはポイントUPモールが設置されているので、通販サイトで買い物することが多いなら倍率を高めてポイントを獲得しやすくなる。

ポイントUPモールは提携しているショップや倍率などに違いがあるので、ポイントの使い道と同じように事前に内容を確認しておく方が良い。

また、ポイントUPモールの倍率は基本的に2倍でポイントを獲得できれば十分という考え方を持っておこう。ポイントUPモールの倍率はショップによって異なり、定期的に倍率が変更される。そのため、最大倍率を必ずしも活かせるとは限らないので、2倍などの低倍率が多い現状から日常的な買い物をする際に積極的にチェックしておくのがオススメだ。

まとめ

クレジットカードの選び方でポイント還元率は便利な指標だが、かなり奥が深いテーマでもある。すべての人にとって「高還元率=メリットが高い」とはならないところが難しく、せっかく作るカードを愛用するためにもトータル的な判断を心がけておこう。

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