2018年9月に楽天銀行デビットカードVisaのスペックが改定され、計4種類の中でおすすめなのは「楽天銀行デビットカードJCB」と「楽天銀行ベーシックデビットカード」の2枚。どちらも年会費無料で高還元率という人気スペックだ。
目次
1. 楽天銀行デビットカードは4種類
改定によって「楽天銀行ベーシックデビットカードVisa」が追加され、楽天デビットシリーズは計4種になった。
- 楽天銀行デビットカードJCB
- 楽天銀行ベーシックデビットカードVisa
- 楽天銀行シルバーデビットカードVisa
- 楽天銀行ゴールドデビットカードVisa
それぞれのスペックを見てみよう。
1-1. 楽天銀行デビットカードJCB
楽天銀行デビットカードJCB |
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![]() |
JCB |
16歳以上 |
年会費無料 |
ポイント還元率1.0%~2.0% |
楽天銀行 |
楽天銀行デビットカードJCBは年会費無料、ポイント還元率は常時1.0%だ。
- 盗難紛失補償:あり
- ショッピング保険:なし
- 国内旅行保険:なし
- 海外旅行保険:なし
- Visaゴールド特典:なし
- 国際ブランド特典:JCB優待
ショッピング保険や旅行保険はなく、常に1.0%でポイントを貯められることがメリット。
楽天市場では「デビット利用分1.0%」+「楽天市場利用分1.0%」の2.0%が可能だが、これは他の楽天銀行デビットカードも同じだ。
1-2. 楽天銀行ベーシックデビットカードVisa
楽天銀行ベーシックデビットカードVisa |
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![]() |
VISA |
16歳以上 |
年会費無料 |
ポイント還元率1.0%~2.0% |
楽天銀行 |
楽天銀行ベーシックデビットカードVisaも年会費無料、ポイント還元率も常時1.0%だ。
- 盗難紛失補償:あり
- ショッピング保険:なし
- 国内旅行保険:なし
- 海外旅行保険:なし
- Visaゴールド特典:なし
- 国際ブランド特典:Visa優待
こちらもショッピング保険や旅行保険はなく、スペックは楽天銀行デビットカードJCBと全く同じ。
1-3. 楽天銀行シルバーデビットカードVisa
楽天銀行シルバーデビットカードVisa |
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![]() |
VISA |
16歳以上 |
年会費2,200円(税込) |
ポイント還元率1.0%~2.0% |
楽天銀行 |
楽天銀行シルバーデビットカードVisaは年会費2,200円(税込)、ポイント還元率は常時1.0%だ。
- 盗難紛失補償:あり
- ショッピング保険:最高30万円
- 国内旅行保険:なし
- 海外旅行保険:なし
- Visaゴールド特典:あり
- 国際ブランド特典:Visa優待
年会費がかかるが、ショッピング保険とVisaゴールド特典の2つが付いているのが特徴だ。
この2つが必要かどうかで判断が変わるわけだが、一般的には年会費を重視して「楽天銀行デビットカードJCB」か「楽天銀行ベーシックデビットカードVisa」を選ぶ方が多そうだ。
1-4. 楽天銀行ゴールドデビットカードVisa
楽天銀行ゴールドデビットカードVisa |
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![]() |
VISA |
16歳以上 |
年会費5,500円(税込) |
ポイント還元率1.0%~2.0% |
楽天銀行 |
楽天銀行ゴールドデビットカードVisaは年会費5,500円(税込)、ポイント還元率は常時1.0%。
- 盗難紛失補償:あり
- ショッピング保険:最高30万円
- 国内旅行保険:最高1,000万円
- 海外旅行保険:最高1,000万円
- Visaゴールド特典:あり
- 国際ブランド特典:Visa優待
充実した保険と特典は魅力だが、還元率も含めてこれらをカバーするなら「楽天銀行デビットカードJCB」か「楽天銀行ベーシックデビットカードVisa」を年会費無料で持ち、さらに「みずほJCBデビット(国内外の旅行保険が最高3,000万円)」を持つと、コストゼロで済んでしまう。
みずほJCBデビットは年1回の利用で年会費が無料になる。
このように考えると、「楽天銀行でデビットカードを作りたい」+「ゴールドデビットが欲しい」という条件にあてはまる人以外は、工夫次第では他の選択肢でもOKとなる。
2. コスパで選ぶなら選択肢は2つ
4種の楽天デビットをコスパで選ぶのであれば以下の2枚のどちらかだ。
- 楽天銀行デビットカードJCB
- 楽天銀行ベーシックデビットカードVisa
楽天デビットカードとしての違いは「デザインの種類」だけで、JCBは2種のデザインでVisaは1種のデザインだ。
ブランド特典はJCB優待が国内外において多く、それに対してVisa優待はやや少ない。
国内のみで使うのであれば「楽天銀行デビットカードJCB」がおすすめだが、海外でも使う可能性があるなら「楽天銀行ベーシックデビットカードVisa」がおすすめだ。
2-1. 「JCBは使えない・・・」は海外の話
Visaは加盟店が多いから便利という説があるが、これは海外においては本当だ。
こちらの「THE NILSON REPORT」という海外サイトでは、世界における国際ブランドの様々なデータが比較されているので気になる方はチェックしてみるといい。
「TOPページ」→「NEWSLETTER(上段にあるタグ)」→「Charts & Graphs Archive」で進むと、各年ごとのデータが一覧で表示される。
海外では国によってはJCBの加盟店がないので、世界のどの国においてもカード決済できる可能性を高めたいなら「Visa」か「Master Card」がおすすめ。
2019年8月時点では、Master Cardブランドのデビットカードは「ミライノデビットMaster Card」しかないので、海外対応も視野に入れるならこちらも合わせて検討してみてはいかがだろうか。
3. まとめ
楽天銀行デビットカードJCB |
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![]() |
JCB |
16歳以上 |
年会費無料 |
ポイント還元率1.0%~2.0% |
楽天銀行 |
楽天デビットシリーズはどれも1.0%の高還元率で魅力的だが、コスパで選ぶのであれば「楽天銀行デビットカードJCB」か「楽天銀行ベーシックデビットカードVisa」となる。
国内メインなら「楽天銀行デビットカードJCB」、海外にも対応したいなら「楽天銀行ベーシックデビットカードVisa」がおすすめだ。
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