楽天カードのメリットは、特典を活用しなくてもポイント還元率が1.0%~3.0%と高いことだ。さらに楽天スーパーセールのお買い物マラソンでは、最大43倍まで還元率が跳ね上がる。海外に対しても優待特典が豊富で年会費は永年無料、すべての人にオススメなクレジットカードだ。
1. 楽天カードのスペック
楽天カード |
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VISA Master Card JCB American Express |
18歳以上 (学生可能) |
年会費無料 |
ポイント還元率1.0%~3.0% |
楽天市場でポイント3倍! |
楽天カード |
楽天カードは「最も売れるクレジットカード」や「所有者国内1位ブランド」など様々な噂があるが、真相はさておき本当に人気が高い。
楽天カードが人気な理由は、「年会費無料」+「ポイント還元率が高い」というシンプルなスペックだからだ。
また、楽天市場が通販サイトとして大成功しているのも大きい。
楽天市場はポイント3倍だし、お買い物マラソンは最大43倍までポイント還元率が高くなり、使い込み要素が用意されているのも人気の理由だ。
1-1. 年会費は永年無料
楽天カードの年会費は永年無料だ。
1-2. 申込は18歳以上、学生も可能
楽天カードは高校生を除く18歳以上なら、誰でも申し込むことができる。
主婦やアルバイトはもちろん、学生も楽天カードを発行可能。
1-3. ポイント還元率は1.0%~3.0%
楽天カードは、楽天の独自ポイントプログラムである「楽天スーパーポイント」が搭載されている。
- 名称:楽天スーパーポイント
- ポイント付与:100円毎に1PT
- 1PTの価値:1PT=1円
- ポイント還元率:1.0%
- ポイント有効期限:獲得月から1年間
通常、楽天カードは「100円毎に1PT付与」のポイント還元率は1.0%で、これが楽天カードの最低ポイント還元率。
楽天市場ではポイント3倍のポイント還元率3.0%になるため、街中からネットショッピングまで還元率1.0%~3.0%の範囲で日常的にポイントをお得に貯められることが大きなメリットだ。
他にも、「楽天トラベルで2倍」・「Rakoo加盟店2倍」・「街の加盟店で最大3倍」など、お得にポイントを貯める方法がたくさん用意されている。
貯まったポイントは「1PT=1円」として、支払いやポイント移行などに使うことができる。
1-4. 海外旅行保険付帯
楽天カードは、「盗難紛失保険」と「海外旅行保険」が付帯されている。
盗難紛失保険は、盗難紛失の連絡をして受理された日から60日前以降に発生した被害額が免除される。
- 傷害死亡と後遺障害:最高2,000万円
- 傷害治療費用:限度額200万円
- 疾病治療費用:限度額200万円
- 賠償責任:限度額2,000万円
- 救援者費用:限度額200万円
- 携行品損害:限度額20万円
海外旅行保険は利用付帯で、「傷害治療費用」や「賠償責任」など6項目から補償を受けられる。
1-5. 楽天Edyや家族カードなど多彩な機能
楽天カードは、「楽天Edy」や「楽天ポイントカード」など、多彩な機能を使える。
- 家族カード
- ETCカード
- 楽天Edy
- 楽天ポイントカード
- Apple Pay
楽天カードは楽天ポイントカードと同じ機能があるため、加盟店でカードを提示するだけでもポイントを獲得できる。
また、iPhoneユーザーはApple Payから楽天カードを使えるので、スマート決済をしたいときは活用してみよう。
1-6. 4ブランドから選べる
楽天カードはアメックスブランドが追加され、計4ブランドから選べるようになった。
- VISA
- Master Card
- American Express
- JCB
海外では「VISA」か「Master Card」を持っておく方が便利と言われるが、世界における各ブランドの加盟店数を気にしないのであれば、デザインから選んでOKだ。
JCBは「ディズニーデザイン」、Master Cardは「YOSHIKIデザイン」や「ヴィッセル神戸デザイン」など、ブランドごとにデザインが異なるので、どのブランドにするのか選ぶのが楽しい。
また、各ブランドが用意している優待特典があるため、日本でカードを使うなら「JCB優待」が使いやすいし、海外でカードを使うなら「アメックス優待」がオススメ。
どのブランドを選んでも何かしらのメリットがあるため、じっくり検討しよう。
2. 楽天カードの特典まとめ
楽天カードは上記のような基本スペックだけでも魅力的だが、ここからさらに特典でメリットが倍増する。
それでは、楽天カードの特典一覧を見ていこう。
2-1. スーパーポイントアップで最大15倍!
楽天カードの特典の中でも、スーパーポイントアップは利用頻度が最も高い。
スーパーポイントアップは楽天サービスを利用するとポイントがアップするという特典で、楽天カードのメリットである「楽天市場でポイント3倍」や「楽天トラベルでポイント2倍」なども、スーパーポイントアップの特典だ。
一般カードやゴールドカードなど、カードランクによって特典内容が異なり、最大15倍でポイントを獲得できる。
特にややこしい手続きなどはなく、普通にポイントアップ対象のサービスを利用すればOKなので、使い方が簡単なのも嬉しい。
2-2. 他のキャンペーンと合算して最大43倍!
スーパーポイントアップは、他のポイントキャンペーンと併用して倍率を高めることができる。
楽天カードのポイント還元率を高める方法としてお買い物マラソンは鉄板とされているが、オフィシャルの情報では最大43倍まで還元率を高められるようだ。
ここまで高還元率だと、もう「20倍」でも「30倍」でも細かい違いはどうでもよくなり、「凄い!」の一言。
2-3. 国内宿泊1,000円OFFが毎月もらえる!
楽天カードの会員は、国内宿泊で利用できる1,000円割引のクーポンを毎月もらえる特典がある。
クーポン利用は「20,000円以上の予約」が条件となっているが、それでも約31,000の店舗で利用できる割引特典なので、これを毎月もらえるメリットは高い。
2-4. ハワイで専用ラウンジが使える!
楽天カード会員は、ハワイのワイキキ中心部にある「Tギャラリアハワイ by DFS」内にあるラウンジを無料で利用できる。
- カード盗難紛失の相談
- 荷物の一時預かり
- Wi-Fi
- PCプリンター
- ドリンク
- 傘貸し出し
- マッサージチェア
- トイレ
- ベビーカー貸し出し
- 授乳室
- キッズスペース、など
観光地の案内やハワイで使える特典クーポンなど、情報収集の場としても便利。
2-5. ハワイの特典クーポンが使える!
ハワイの専用ラウンジでは特典クーポンが無料配布されており、楽天カード会員は限定クーポンも使える。
ハワイ旅行の際には、ラウンジと合わせて活用しよう。
2-6. 期間限定キャンペーンでお得!
楽天カードは期間限定キャンペーンが頻繁に開催されている。
抽選系のキャンペーンがあれば、「KOMEHYO 買っても売ってもポイント2倍」など、確実にお得となるキャンペーンもある。
2-7. 優待店舗でポイントアップ!
楽天カードは、街中でも優待店舗を利用するとポイントがお得だ。
- 高島屋グループの商業施設:ポイント2倍
- はるやま:ポイント2倍
- 大丸松坂屋:ポイント2倍
- 白木屋:ポイント2倍
- すたみな太郎:ポイント2倍
- 魚民:ポイント2倍
- 和民:ポイント5倍
- ロイヤルホームセンター:ポイント2倍
- ミライザカ:ポイント5倍
全国的にも有名なお店が多いため、街中へショッピングに出かけるときに使ってみよう。
2-8. 海外優待も充実!
楽天カードは、海外の優待特典も充実している。
- 海外お土産宅配サービス:ポイント10倍
- 海外レンタカー:最大10%OFF
- 手荷物宅配サービス:往復最大300円OFF
- Wi-Fiレンタル:20%OFF
- 防寒具一時預かり:1着10%OFF
楽天カードは海外旅行保険も備わっているし、海外優待も合わせてミスマッチがない。
国内では楽天サービスでお得にポイントを貯めて、海外旅行は優待やラウンジを活用するなど、実用性を考えた上での特典やスペックが嬉しい。
2-9. 各種ブランド優待も使える!
楽天カードは国際ブランドを4つ選べるため、各ブランドの優待を考慮しながらカードを作れる。
- VISA:海外優待
- Master Card:海外優待
- American Express:国内外優待
- JCB:国内外優待
各ブランドの優待は、その時々によって優待内容が変更されるため、一概に「国内」や「海外」に対する特典というわけではない。
1つの傾向としては、VISAとMaste Cardは海外に対する優待やキャンペーンが多く、アメックスやJCBに比べると特典内容が少ないことが多い。
アメックスは、世界規模から高級ホテルや高級レストランなどを対象とした特典が多く、ボリュームもかなりある。
JCBは、日本を対象に沖縄優待やJCB優待が充実しており、海外に対しても空港優待や世界の観光地優待など、アメックスに負けないほどのボリュームがある。
2-10. 楽天トラベルで海外全ホテルがポイント5.0%!
楽天トラベルでは、海外ホテルがいつでも5.0%の還元となる。
海外旅行でホテルを予約するときは、楽天トラベルを利用してお得にポイントを貯めよう。
2-11. 公式アプリを使える!
楽天カードは、公式の楽天カードアプリを使える。
今は家計簿を付けたい場合などに様々なアプリを使うことができるが、オフィシャルがアプリを用意してくれているのはセキュリティ面で非常に嬉しい。
また、JCBブランドで楽天カードを発行する場合、ハワイにおけるJCB優待や旅行情報を把握できる「楽天カードHawaiiナビ」というアプリもあるので、JCBブランドを検討している方は覚えておこう。
3. 楽天カードのメリットまとめ
楽天カードのメリットは年会費無料でポイント還元率が高く、さらに優待特典も充実しておりコスパが良いことに尽きる。
また、スペックだけではなくデザインが豊富で男女問わずに検討しやすいことも、楽天カードならではのメリットだろう。
3-1. デザインとブランドが多い!
楽天はFCバルセロナのスポンサーになったことをきっかけに「バルサデザイン」が追加された。
他にも、イニエスタがヴィッセル神戸に加入したことから「イニエスタデザイン」も追加されており、今後も楽天サービスと関連したデザインが増えていきそうだ。
ブランド4種とデザインの組み合わせでどれにするのか迷うが、楽天カードが欲しい方にとっては嬉しい悩みだ。
3-2. ポイント還元率が高い!
楽天カードの強みは間違いなくポイント還元率だ。
- 楽天市場:ポイント3倍
- 楽天トラベル:ポイント2倍
- Rakoo加盟店:ポイント2倍
- 優待加盟店:2倍~5倍、など
ポイントアップの特典が多くて把握するのが大変だが、代表的なのは「楽天市場」や「楽天トラベル」など。
基本的に楽天カードは楽天サービスで実力が発揮されるので、ネットショッピングの際に楽天市場を使いながら、お買い物マラソンなどその他のポイントアップを学んでいくといいだろう。
3-3. 海外にも強い!
楽天カードは楽天市場などでお得なイメージが強く、海外に対して強いイメージを持っている人は少ないと思う。
しかし、実は海外に対しても優待特典が豊富で、海外旅行保険まで搭載されており、楽天カードの隠れたメリットといった感じだ。
3-4. 投資信託の積み立てができる!
2018年10月28日から、楽天カードで楽天証券の投資信託を購入できるようになった。
最低買付額は100円で毎月の積立上限額は50,000円、さらに楽天カードで決済するので通常の買い物と同じように「100円毎に1PT付与」まで獲得できる。
最低の購入金額が100円なので、新社会人や学生が投資を学ぶのには丁度良いメリットだろう。
3-5. ゴールドのインビテーションを狙える!
楽天カードは利用実績から楽天ゴールドカードのインビテーションを狙うことができる。
楽天ゴールドカードは普通に申し込みから発行できるが、楽天カードを長期利用する中で将来的な目標や楽しみを持てるのは1つのメリットだろう。
4. まとめ
今回紹介した内容以外にも、楽天カードは「楽天PointClubのランク別特典」や「初めて楽天サービスを使うごとに1,000ポイントGET」など、お得な要素がまだまだある。
基本スペックが常にポイント還元率1.0%なので、年会費無料でポイントがお得なクレジットカードが欲しい人は選びやすいカードだ。
また、楽天カードは特典も相当なボリュームがあるため、ポイント還元率を試行錯誤しながら使い込みたい人にもオススメできる。
一般的にクレジットカード選びで迷った時は楽天カードを選ぶ人が多い印象があるが、「楽天サービスは使わない・・・」という人でない限り、楽天カードを選んで損した気分になることはないだろう。
4-1. 楽天カード
楽天カード |
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VISA Master Card JCB American Express |
18歳以上 (学生可能) |
年会費無料 |
ポイント還元率1.0%~3.0% |
楽天市場でポイント3倍! |
楽天カード |
楽天カードのメリットの大半は、楽天市場を始めとする各種楽天サービスに依存している。
特にポイント還元率を高める場合に楽天市場を使うことが必須だ。
楽天市場を使ったことがない方にとって楽天カードのメリットは分かりずらいかもしれないが、楽天市場は大手通販サイトの「Amazon」と「Yahoo!ショッピング」に並んで日本を代表する通販サイト。
他の通販サイトと比較した時に「楽天市場はポイントがお得」という結論に至りやすいため、楽天カードを作る前に楽天市場を使ってみるとメリットが分かりやすいだろう。
4-2. 楽天ゴールドカード
楽天ゴールドカード |
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VISA Master Card JCB |
20歳以上 |
年会費2,160円 |
ポイント還元率1.0%~5.0% |
ポイント還元率とゴールド特典が魅力! |
楽天ゴールドカード |
楽天カードから楽天ゴールドカードへのインビテーションは、オフィシャルで正式に公表されているサービスではない。
しかし、他社のカードもそうだが、下位カードの利用実績から上位カードへ招待するのは良くあることで、実際に楽天ゴールドカードをインビテーションから発行している人もいる。
もし、楽天カードから楽天ゴールドカードのインビテーションを狙うのであれば、今のところは「アメックス」以外のブランドを選んでおこう。
楽天ゴールドカードはアメックスブランドがないため、「VISA」・「Master Card」・「JCB」で楽天カードを作っておくほうが招待が届く可能性は高いだろう。
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