リクルートカードは月間の利用額に対して、1.2%還元でポイントが貯まる。さらにリクルートサービスでは4.2%まで上がり、ポイント還元率の高さが最大のメリット。基本的に優待特典は各ブランド特典だけなので、お得にポイントを貯めたい人にオススメなクレジットカードだ。
1. リクルートカードのスペック
リクルートカード |
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VISA Master Card JCB |
18歳以上 (学生可能) |
年会費無料 |
ポイント還元率1.2%~4.2% |
リクルートサービスでさらに高還元率! |
リクルートカード |
リクルートカードは、転職サービスなどでお馴染みのrecruitが運営しているクレジットカード。
どこでカードを使っても1.2%還元でポイントが貯まり、リクルートサービスではさらにポイント還元率が高くなるのが特徴だ。
リクルートカードは高還元率という明確なメリットがあるため、ポイントをお得に貯めたい人から人気が高い。
1-1. 年会費は永年無料
リクルートカードの年会費は永年無料だ。
1-2. 学生も申込可能
リクルートカードの申込資格は、高校生を除く18歳以上だ。
リクルートカードはrecruitのカードであることからも、社会人用のクレジットカードと思っている人も多いだろう。
しかし、リクルートカードは18歳以上の大学生や専門学生も対象なので、高還元率なカードが欲しい学生さんにもオススメだ。
1-3. ポイント還元率は1.2%
リクルートカードは、リクルートの独自ポイントプログラム「リクルートポイント」が搭載されている。
- 名称:リクルートポイント
- ポイント付与:月間利用額合計の1.2%
- 1ポイントの価値:1PT=1円
- ポイント還元率:1.2%
- ポイント有効期限:加算日から12ヶ月(Pontaポイントも1年間)
ポイントは月間の利用額合計に対して1.2%でポイントが付与される。
リクルートカードは付帯電子マネーのチャージに対してもポイントが付与されるが、2018年4月16日から月間30,000円までがポイント付与対象となっている。
リクルートポイントは「1PT=1円」として各種リクルートサービスで使うことができるし、等価値でPontaポイントへ移行して使うこともできる。
Pontaポイントと連動していることから、ポイントの使い道がたくさんあるのが嬉しい。
1-4. ショッピング保険と旅行保険付帯
リクルートカードは「旅行保険」や「ショッピング保険」など保険がかなり充実している。
- ショッピング保険:年間200万円
- 国内旅行保険:最高1,000万円
- 海外旅行保険:最高2,000万円
- 盗難紛失保険:連絡日から60日前にさかのぼり全額補償
ショッピング保険は、国内と海外のショッピングに対して年間200万円の限度額で補償を受けられる。
旅行保険も国内と海外に対応しており、それぞれ「国内最高1,000万円」・「海外最高2,000万円」と高額補償だ。
盗難紛失保険は、JCBブランドはJCB、VISAとMaster Cardは三菱UFJニコスへの連絡となり、両社とも届け日から60日前にさかのぼってそれ以降に不正使用された損害を全額補償。
年会費無料で国内外の旅行保険が付帯されているカードは意外と少なく、ショッピング保険も大抵は50万円~100万円の限度額になっているカードが多い。
リクルートカードは年会費無料で国内外の旅行保険とショッピング保険が充実しており、高還元率と合わせて魅力的なメリットだ。
1-5. 家族カードやnanacoなど機能も多彩
リクルートカードは、「家族カード」や「nanaco」など多彩な機能があり、ブランドごとに電子マネーの機能が異なる。
JCBは、「nanaco」と「モバイルSuica」の電子マネーが使える。
VISAとMaster Cardは、「nanaco」・「楽天Edy」・「モバイルSuica」・「SMART ICOCA」の電子マネーが使える。
共通するのは「家族カード」・「ETCカード」・「Apple Pay」だ。
JCBは使える電子マネーが少ないので損に感じるかもしれないが、JCB優待から国内のお店を対象に大量の優待特典を使えるので、どのような使い方をするのか考えながらブランドを選ぼう。
1-6. 入会キャンペーンで6,000ポイントGET
リクルートカードは常に入会キャンペーンが実施されており、基本的に6,000円分相当のポイントを獲得できる特典となっていることが多い。
しかし、週末限定など短い期間だけ配布ポイントが増量されていることがあり、その時々によって頻繁にポイント数が変わる。
キャンペーンページでは、「あと数日で!」なんて売り文句が良く使われるが、リクルートカードはキャンペーンが終わるとすぐに次のキャンペーンがスタートするため、ゆっくり申し込みを検討して大丈夫だ。
2. リクルートカードのメリットまとめ
リクルートカードのメリットは、基本的に「高還元率」と「ブランド優待」だ。
- ポイント還元率が高い
- ブランド優待を使える
- 保険が充実している
- 年会費無料でコスパがいい
- ポイントの使い道が多い
あとは、スペックで紹介したように保険が充実していることも大きなメリットなので、年会費無料からするとコスパの良いクレジットカード。
また、高還元率で貯めたポイントをPontaポイントに移行すると使い道が広がるため、ポイントを無駄なく消化しやすいこともメリットだ。
2-1. ポンパレモールで4.2%!
リクルートカードはポンパレモールでポイント還元率が4.2%になる。
- 通常のポイント:1.2%
- ポンパレモール特典:3.0%
- 合計:4.2%
また、ポンパレモールではキャンペーンなどによって「通常・3.0%」が倍率アップすることがあり、その場合は合計のポイント還元率が最大21.2%まで高くなる。
クレジットカードをネットショッピングで使うときはポイントモールを経由するとお得だが、ポンパレモールはリクルートカードのポイントモールとして覚えておこう。
2-2. じゃらん.netの宿泊予約は3.2%!
じゃらん.netでリクルートカードを使うと、ポイント還元率は3.2%になる。
- 通常のポイント:1.2%
- じゃらん.net特典:2.0%
- 合計:3.2%
こちらも「通常・2.0%」のところがキャンペーン等によって倍率アップすることがあり、その場合は最大で11.2%の高還元率になる。
リクルートカードのトラベルサービス特典のようなものなので、宿泊予約を取る際にはじゃらん.netを活用しよう。
2-3. HOT PEPPER Beautyで3.2%!
HOT PEPPER Beautyでも、リクルートカードのポイント還元率は3.2%だ。
- 通常のポイント:1.2%
- 来店特典:2.0%
- 合計:3.2%
ポイントの獲得方法も簡単で、「HOT PEPPER Beautyで予約」→「来店する」→「リクルートカードを使う」だけ。
2-4. HOT PEPPER グルメで3.2%!
HOT PEPPER グルメでホットペッパーお食事券を購入すると、こちらもリクルートカードのポイント還元率は3.2%。
- 通常のポイント:1.2%
- お食事券購入特典:2.0%
- 合計:3.2%
また、HOT PEPPER グルメは「予約人数×50ポイント」が別として貯まるため、学生のサークル飲み会や社会人の忘年会など、幹事を務めて先払いするといった使い方をするとかなりお得だ。
リクルートサービスを利用すると、通常よりもポイント還元率が高くなるため、リクルートカードの賢い使い方として覚えておこう。
2-5. Pontaポイントへ交換できる!
リクルートポイントはリクルートサービスで使うことができるが、Pontaポイントへ移行することもできる。
- ローソン
- 永久不滅ポイント(セゾン)
- ケンタッキー
- JAL
- ゲオ、など
Ponta加盟店ではリクルートポイントをそのまま使うことができず、移行しなければならない。
基本的にポンパレモールやじゃらんなどのリクルートサービスを良く使うなら問題ないが、リクルートサービスをあまり使わない人にとってPontaポイントへ「1PT=1円」で移行できるのは嬉しい。
2-6. ポイントの使い道が多い!
リクルートポイントとPontaポイントの両方を合わせると、リクルートカードのポイントの使い道はかなり多い。
上記画像の何倍もの使い道があるので、「RECRUIT」と「Ponta Web」から探してみよう。
2-7. VISA優待を使える!
VISA優待は、VISAブランドの優待特典だ。
リクルートカードをVISAブランドで発行すると、VISAが提供する優待割引やキャンペーンを利用できる。
それほど特典のボリュームは多くはないが、リクルートカードは他に優待割引がないので一応はチェックしておこう。
2-8. Master Card優待を使える!
こちらは、Master Cardブランドでリクルートカードを発行した場合に使える優待特典だ。
現時点では、VISA優待に比べるとMaster Card優待の方がボリュームが多い。
宿泊サイトReluxで8%や12%の割引クーポンを使えたり、食べログで10~15%割引などがある。
海外だけではなく日本国内で使える優待特典も少なからずあるので、海外と日本の両方でお得にリクルートカードを使いたい方にMaster Cardはオススメ。
2-9. JCB優待を使える!
JCBは、「JCB優待ガイド」や「JCBプラザ」など、日本国内で使える優待特典がかなり多い。
また、海外に対しても「たびらば」や「JCB空港優待ガイド」など、こちらもかなりの特典が用意されている。
VISAとMaster Cardに比べると圧倒的にJCBの方が優待特典が多いため、同じリクルートカードでもJCBで作っておく方がトータルの特典は多い。
3. リクルートカードは高還元率志向の人にオススメ!
リクルートカード |
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VISA Master Card JCB |
18歳以上 (学生可能) |
年会費無料 |
ポイント還元率1.2%~4.2% |
リクルートサービスでさらに高還元率! |
リクルートカード |
リクルートカードはどこでカードを使っても1.2%でポイントを貯めることができ、さらにリクルートサービスでは常時最大4.2%までポイント還元率が上がる。
この還元率の高さがリクルートカードの最大のメリットであり、ポイントをお得に貯めたい人にオススメだ。
また、イメージとは裏腹にクレジットカードで定番の保険がすべて付帯されており、年会費無料でこのスペックは十分に魅力的。
リクルートサービスやPontaポイントが気になる人は、リクルートカードを検討してみてはいかがだろうか。
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