セゾンNetアンサーのなりすましで「重要:必ずお読みください」というタイトルから詐欺メールが横行している。フィッシングメールの内容と注意点を紹介するので、メールを受け取った方はクリックしないように注意しよう。
1. メールの内容
セゾンNetアンサーのフィッシングメールは上記の内容だ。
- アドレス:eiji-0415@cube.ocn.ne.jp
- タイトル:「重要:必ずお読みください」
これはセゾンを装った詐欺メールなので、本文に記載されているリンクはクリックしないように注意しよう。
1-1. MUFGカードのなりすましと同じ
上記は三菱UFJニコスを装ったフィッシングメールだ。
- アドレス:evo6-5455@dolphin.ocn.ne.jp
- タイトル:「重要:必ずお読みください」
送り主のアドレスは異なるが、詐欺メールのタイトルと内容がセゾンと同じだ。
誘導先のリンクURLが異なるため、カード会社ごとに偽サイトを作ってフィッシングメールを送っているのだろう。
2. 詐欺メールの注意点
カード会社を装った詐欺メールの注意点は「URLをクリックしないこと」だ。
リンク先でカード番号やパスワードを盗まれたり、ウイルス感染といったケースもあるようだ。
3. 見破り方は?
フィッシングメールは公式からのメールかどうかを見抜くことが大切だ。
- 送り主のアドレスを確認
- 本文のリンクURLを良く見る
- ログインは必ず公式から行う
今回のケースならアドレスや本文のリンクを見れば一発で詐欺だと分かるが、そもそも詐欺に対する認識が甘い方にとっては確認することがないと思う。
そこで、絶対に失敗しないために「詐欺か公式かに関わらず、メールの本文をクリックしない」ことを鉄則するにするのがおすすめだ。
この方法は「お気に入りへ追加する」という作業を一度終えてしまえば、その後は何も面倒なことはない。
3-1. この機会にやっておきたいこと
これを機会に利用している金融系のサイトをすべてお気に入りへ追加しておこう。
やり方は、インターネットで「利用している会社名」+「公式」で検索し、トップにヒットするサイトへアクセスしてお気に入りへ追加するだけだ。
「カード会社ログイン」というようなフォルダを作成しておき、そこへまとめてしまえばスムーズだ。
インターネットで検索するときに「トップ表示されたサイトが偽サイトだったら?」という疑問が湧くと思うが、これはいろんな意味でまずないだろう。
どこの会社か忘れてしまったが、昔に公式サイトとそっくりな偽サイトが作られてニュースでも注意奮起されたことがあったような気もするが、詐欺グループにとってもコスパはかなり悪いと思われる。
4. 他のカード会社のなりすましも注意
今回のセゾンNetアンサーやMUFGカードの詐欺メールから、他のカード会社になりすましたフィッシングメールも十分に想像できる。
「重要:必ずお読みください」というメールが届いても、公式サイトからログインして事実確認すれば良いだけなので、本分に記載されているURLをクリックしないことを念頭に置いておき、冷静に対処するように努めよう。
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