2020年11月、四国銀行からVISAブランドのデビットカードがリリースされた。15歳以上から持つことができ、ポイント還元率0.25%のキャッシュバックが搭載されているのが特徴だ。
目次
1. 四国銀行Visaデビットのスペック
四国銀行Visaデビット |
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VISA |
15歳以上 |
初年度年会費無料 (通常、税込1,100円) |
ポイント還元率0.25% |
四国銀行 |
四国銀行は、高知県に本社のある第一地方銀行。
今までブランドデビットはなかったが、キャッシュレス化の流れに伴いついにVISAブランドのデビットカードがリリースされた。
1-1. 商品内容
商品名 | 四国銀行Visaデビット |
申込条件 | 15歳以上 |
年会費 | 初年度無料、2年目以降は1,100円(税込) |
年会費無料条件 | 年間10万円以上の利用、あるいは満25歳以下 |
国際ブランド | VISA |
ポイントプログラム | 利用額の0.25%をキャッシュバック |
利用限度額の初期設定 | 国内外のショッピングは50万円、海外ATMは10~30万円 |
利用限度額の変更範囲 | 国内外のショッピングは100万円、海外ATMは10~100万円 |
カード発行手数料 | 無料(紛失等による再発行は税込1,100円) |
海外緊急再発行の手数料 | 11,000円(税込) |
有効期限 | 5年間 |
海外ATM手数料 | 110円(税込) |
海外利用の為替レート | VISAが定める為替レートに3.05%を上乗せしたレート |
主なカード内容は上記のとおり。
初年度の年会費は無条件で無料となっており、2年目以降も年間10万円以上のカード利用、あるいは年会費の請求時に満25歳以下であれば無料となる。
VISAの加盟店であれば店頭でもWebでも使うことができ、もちろん国内だけではなく海外でも利用することができるデビットカードだ。
2. 四国銀行Visaデビットのメリット
四国銀行Visaデビットのメリットを見ていこう。
2-1. 15歳以上から申込可能
四国銀行Visaデビットは15歳から申し込むことができる。
クレジットカードの場合だと18歳以上でなければ申し込むことができないが、デビットカードは15歳や16歳など18歳以下でも申し込めるカードが多い。
四国銀行Visaデビットもそうしたメリットが反映されているのは嬉しい。
今のところ、四国銀行の公式サイトでは中学生不可という表記は見当たらないが、他銀行の場合は15歳以上でも中学生は申し込みの対象外になっているケースがよくある。
そのため、もし15歳以上の中学生で四国銀行Visaデビットを作りたいと思っているかたは、申込時に中学生でも発行できるかどうかを一応は確認しておくほうがいいだろう。
2-2. ポイント還元率は0.25%
四国銀行Visaデビットはキャッシュバックが搭載されている。
キャッシュバックされる金額は、四国銀行Visaデビットを利用した金額の0.25%。
現金払いに比べるとたった0.25%とはいえ、お金が戻ってくるのはお得だ。
ポイント交換などは必要なく自動的に口座にキャッシュバックされるので、手間がかからないのも便利。
他の地方銀行のVISAデビットは0.2%の還元率が相場となっている中、0.05%だけポイント還元率が高くなっているのも四国銀行Visaデビットのメリットと言えなくもない。
2-3. VISA優待特典
四国銀行VisaデビットはVISAブランドなので、VISAが実施している優待やキャンペーンなどの特典を得られるのもメリットだ。
今、どのような優待特典があるのかは「VISA優待」でチェックすることができるので、定期的に確認してさらにお得に四国銀行Visaデビットを活用しよう。
3. まとめ
ポイント還元率や特典などのスペックだけを見ると、やはりネット銀行のブランドデビットのほうが魅力的に感じるのは間違いない。
しかし、デビットカードは必ずカードを発行している銀行の口座と紐づけられるため、他銀行のデビットカードを利用するためにはメインバンクの引っ越し、あるいは複数口座の管理などを余儀なくされる。
そう考えると、すでに四国銀行を利用している人にとっては四国銀行Visaデビットを検討できる状況になったことは、自分に合ったキャッシュレス決済を探す選択肢が1つ増えたことになるので、シンプルに嬉しいことではないかと思う。
とくに「クレジットカードを持ちたくない」や「電子マネーはチャージが面倒」といった場合にブランドデビットはキャッシュレス決済のいい候補となるので、そのようなかたは四国銀行Visaデビットを検討してみてはいかがだろうか。
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