サインレスの使い方と注意点

サインレスの仕組みと注意点

クレジットカードやデビットカードを紛失してもすぐに不正使用されることはないと思っている方が多いだろうが、実はあっさりと不正使用されてしまう。その理由はサインレス決済にあるため、サインレスの使い方や注意点を熟知しておこう。

1. サインレスとは?

サインレスというのは、暗証番号やサインを求められることなく、カードを提示するだけで決済できることをいう。

  • 暗証番号で決済(暗証番号の入力)
  • サインで決済(カード裏面と同じサインが必要)
  • サインレスで決済(カードを渡すだけ)

キャッシュ不足の時にカードを使うというイメージからすると、サインレス決済の存在を知らない方も多いのではないだろうか。

このサインレスというのは「クレジットカード」と「デビットカード」は共通であり、使い方や注意点も同じだ。

1-1. サインレスの仕組み

サインレスの仕組みは、お店とカードブランドの契約内容によって利用可能となり、カードを使えるすべてのお店でサインレス決済ができるわけではない。

そもそも、この支払方法はレジの混雑を回避できるという導入メリットがあるため、コンビニやスーパーのように支払額が少額のお店で導入されているケースが殆どだ。

1-2. サインレスの使い方

サインレスの使い方は、レジでカードを渡すときに「一括でお願いします」というだけでOKだ。サインレスはリボ払いや分割払いでは使うことができず、あくまでも一括払いの場合に限ることを覚えておこう。

また、サインレスを導入しているお店によって「何円までならサインレスでOKなのか?」が異なるため、一応は暗証番号やカードの裏面に署名をしておくことを忘れないようにしよう。

ちなみにカードの裏面はフルネームを漢字で書く必要はない。「署名蘭の内容」=「決済時にサインする内容」であれば処理がとおるため、ニコニコマークでサインしても決済できる。

署名蘭に自分しか書くことができない難しい文字や記号などを書いてもセキュリティが高まることない。実際のところ、「お店のカードを取り扱う意識」や「決済処理を行う店員の仕事範囲」によるため、カードの署名とサインの内容が違っても処理が通ることの方が多いだろう。

1-3. ファミマとセブンのサインレスの違い

私はコンビニで買い物するときもカードを使うが、ファミマとセブンではサインレスの使い方に違いがある。

  • セブン:5,000円前後でもサインレスOK
  • ファミマ:5,000円前後だとレシートにサインを求められる

セブンでは、購入金額が5,000円前後でもサインレスがとおるが、ファミマでは同額において必ずレシートにサインを求められる。

同じサインレスという支払方法でも、導入店舗によって対応が異なるという分かりやすい例だ。

1-4. サインレスに救われた・・・

先日、ユニクロで「靴下3点セット・約1,000円」を買いに行った時、サインレスに救われるという一幕があった。

私「カードでお願いします。」

店員「こちらに暗証番号の入力をお願いします。」

私「・・・(マジかよ、覚えてないんだが)。いつもサイン決済なので、サインでお願いできますか?」

店員「そうなんですね、分かりました。」

結局、サインを書くこともなくカードを渡すだけでサインレス決済完了、日頃からサインレス決済ばかりを利用するデメリットを痛感する羽目となった。

1-5. ダイナースクラブの「サインレス・スタイル」

ダイナースクラブには、「サインレス・スタイル」というクールなサービスがある。

サイレンススタイルは事前にお店を予約して支払いを完了できるサービスであり、当日は清算時にカードを提示することもなくお店を後にできる。

また、花束を用意するなどダイナースならではの待遇も交渉できるので、恋人とデートをする際などにVIPな演出をしたい方はチェックしてみてはいかがだろうか。

2. 他人のカードもサインレスで使える

サインレスの注意点

他人のクレジットカードを拾った場合、少額の買い物であればサインレスで決済できる。

  • 暗証番号の入力を求められた場合:サインかサインレスを要望する
  • サインを求められた場合:カード裏面のサインを書くだけ

店員さんの視点から考えても、「この人怪しいな・・・」と思ったところで身分証明書からカード所持者であることを確認することはまずない。

2-1. カード紛失しないように努める

不正使用を避けるためには、とにかくカードを紛失しないように管理を徹底することが大切だ。

また、これを機会に「カードを紛失したらやばい!」という意識を強く持つことが重要であり、不正使用は他人事という認識は危険だ。

2-2. 即効でカード会社へ連絡して利用停止にする

カードを紛失したら、すぐにカード会社へ連絡をしよう。

カード会社へ連絡をしたら一連の状況を説明して、カードを利用停止にしてもらおう。そうすれば、カードを不正使用されることはない。

この対応を速やかに行うことがポイントなので、カードを発行したら「盗難紛失に関するお問い合わせ」の電話番号を携帯電話に登録しておこう。

また、海外へ出かける場合も対処方法は同じなので、事前に各地からの連絡先を調べておく方が安全だろう。

2-3. 盗難紛失補償を利用する

もし、紛失したカードで不正利用が発覚したら、盗難紛失補償を利用しよう。

これはショッピング保険やショッピングガードなど、ショッピングに関する保険とは違って必ず付帯されている保険だ。連絡日から遡って○○日までに対する被害額を補償するという内容なので、その意味においても早く連絡することが欠かせない。

まとめ

クレジットカードのサインレスはとても便利だが、カードを紛失してしまったケースを想定すると恐怖を感じる決済手段でもある。

また、デビットカードについてもサインレスは可能であり、その使い方や注意点はクレジットカードと同じだ。

万が一を考えると、1日あたりの上限額を設定するという対策もあるので、カード会社の連絡先や盗難紛失補償などと合わせて検討してみてはいかがだろうか。

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