スルガ銀行Dバンク支店の「World Cabit(H.I.S)」と「Travel Cash(近畿日本ツーリスト)」は提携デビットカードだが、提携先における特典のメリットはない。スルガ銀行の「SURUGA Visaデビットカード」とポイント還元率(0.2%)を含めてスペックは同じだ。
目次
1. World CabitとTravel Cashとは?
スルガ銀行Dバンク支店には「SURUGA Visaデビットカード」というカードがあるが、これとは別に公式サイトに情報がない以下の2枚がある。
- World Cabit:H.I.Sとの提携カード
- Travel Cash:近畿日本ツーリストとの提携カード
これらのデビットカードは、スルガ銀行Dバンク支店と上記それぞれの会社が提携してリリースしているデビットカード。
基本的に学生の修学旅行などの際に旅行代理店のほうからデビットカードが案内され、旅行代理店を経由してスルガ銀行Dバンク支店へ申し込む形となっている。
もちろん、Webから個人として申し込むこともできるのだが、これらのデビットカードはSURUGA Visa デビットカードとスペックが全く同じ。
学校が海外修学旅行を検討しているときに海外用の決済カードの1候補として学生に案内するといったケースが主な需要なので、自分でデビットカードを探せるのであればWorld CabitとTravel Cashを選ぶメリットはとくにない。
1-1. 【H.I.S】World Cabit
World Cabit |
---|
![]() |
VISA |
15歳以上 (中学生不可) |
年会費無料 |
ポイント還元率0.2% |
スルガ銀行Dバンク支店 |
World Cabitはスルガ銀行Dバンク支店とH.I.Sの提携デビットカードだ。
スペックはSURUGA Visaデビットカードと同じ。
カードの基本情報として、ツアー代金が安くなるといったH.I.S関連の特典はない。
1-2. 【近畿日本ツーリスト】Travel Cash
Travel Cash |
---|
![]() |
VISA |
15歳以上 (中学生不可) |
年会費無料 |
ポイント還元率0.2% |
スルガ銀行Dバンク支店 |
Travel Cashはスルガ銀行Dバンク支店と近畿日本ツーリストの提携デビットカードだ。
こちらもスペックはSURUGA Visaデビットカードと同じ。
また、カードの基本情報として近畿日本ツーリスト関連の特典はない。
2. SURUGA Visaデビットカードのスペック
SURUGA Visa デビットカード |
---|
![]() |
VISA |
15歳以上 (中学生不可) |
年会費無料 |
ポイント還元率0.2% |
スルガ銀行 |
World CabitとTravel Cashのスペックは、こちらのSURUGA Visaデビットカードと同じだ。
2-1. スペック詳細
名称 | SURUGA Visaデビットカード |
---|---|
申込条件 | 中学生を除く15歳以上の個人で、このデビットカードをリリースしているスルガ銀行各支店に口座を持っている方 |
国際ブランド | VISA |
年会費 | 無料 |
家族カード | 最大3枚まで発行可能 |
家族カードの年会費 | 500円(税抜) |
本カードの再発行手数料 | ICキャッシュカード1,000円(税抜)、生体認証ICキャッシュカード2,000円(税抜) |
家族カードの再発行手数料 | 無料 |
海外ショッピング手数料 | VISA指定レートに3.0%を上乗せしたレートで円換算 |
海外ATM手数料 | 1回200円(税抜) |
ポイントプログラム | キャッシュバック |
ポイント付与 | 海外ATM分も含めてデビットカードで引き落とした金額の0.2%をキャッシュバック |
ポイント還元率 | 0.2% |
旅行保険 | なし |
お買い物安心サービス | 年間30万円(自己負担額5,000円)※購入日から60日間 |
不正利用補償 | 盗難等で第三者に不正利用された損害を補償※スルガ銀行へ連絡した日を含めて61日前まで |
SURUGA Visaデビットカードのスペックは上記のとおり。
ポイント還元率は0.2%と全デビットカードの中でも低い。
さらに旅行保険も未搭載なので、海外用としても検討しずらい。
ただし、ショッピング保険と不正利用補償があるため、日常使いは安心だ。
3. まとめ
スルガ銀行Dバンク支店のWorld CabitとTravel Cashは、SURUGA Visa デビットカードとスペックやメリットは変わらない。
デビットカードに詳しくないかたにとっては、学校からの案内等で初めてデビットカードを作る際の良いきっかけとなる。
しかし、スペックを重視して自分で探すのであれば、ほかを検討するほうが目的にマッチしたデビットカードを見つけやすいと思う。
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