【クレジットカードとは?】手数料やポイントなどすべてを解説!

クレジットカードとは、限度額(利用枠)を使って後払いから買い物ができるカードだ。ポイントや特典など様々な面においてサービスが充実している為、キャッシュレスカード(プリカやデビカなど)の中で最も節約効果を高めやすいカードである。

1. 絶対に抑えておきたい5つの知識

クレジットカードは重要項目が多数あるが、

  • 審査
  • 限度額と金利
  • 支払方法と手数料
  • 締め日と支払日
  • 支払いの遅れと遅延損害金

の5つは絶対に覚えておきたい知識だ。

1-1. 審査は2つを意識して攻略

クレジットカードの審査は合格基準が非公表(全社共通)なので、絶対に合格できる準備というのが存在しない。

しかし、特別な状況下を除けば

  • 1社ずつ申し込む
  • キャッシングを希望しない

この2点を意識しておくだけで合格率は飛躍的に高くなる。

1-2. 限度額と金利は審査で決まる

限度額は「与信枠」や「利用枠」など様々な呼び方があるが、カードで使える金額のことだ。

クレジットカードの金利は「%」の表記で「利率」や「実質年率」と呼ばれ、

  • 分割払いの金利(実質年率と100円あたりの利率の2種がある)
  • リボ払いの金利(実質年率)
  • ボーナス払いの金利 (実質年率)

の3種類がある。

限度額と金利はセットになっており、どちらも審査に合格した時点で決定される。

1つの傾向として、一般カードよりもゴールドやプラチナの方が各種金利が優遇されているケースが多い。

1-3. 支払方法の種類と手数料の計算方法

お金に困っていない限り、クレジットカードは手数料なし(一括払いorボーナス払い)で使うのが常識だ。

クレジットカードの支払方法は

  • 一括払い:一括払いの正式名称は「分割払いの1回払い」である
  • 分割払い:分割払いは好きな回数を選んで支払額を分割できる。リボ払いよりも利率が低いケースが多いため、手数料を抑えやすい
  • リボ払い:リボ払いは完済まで月々の支払額を統一できる。ただし、分割払いよりも利率が高いケースが多いので、手数料が高くなりやすい
  • ボーナス払い:指定されている支払日まで手数料が発生しないため、一括払いの長期型として捉えておくと分かりやすい

の4つがある。

次にそれぞれの支払方法の手数料計算だが、自分で計算する場合は

  • 一括払い:分割払いの1回払いなので手数料が発生しない
  • 分割払い:分割払いは1~2回までは手数料なし、3回から手数料発生が主流。手数料の計算はすぐ下で解説
  • リボ払い:リボ払いは分割のように回数選択が存在せず、手数料は「利用額×利率÷365日×日数(支払日~支払日)」である
  • ボーナス払い:ボーナス1回払いは手数料無料。ボーナス2回払いは「利用額×利率」で手数料を計算し、年2回の支払日に手数料を半額ずつ支払う

を覚えておくといい。

1-3-1. 分割払いの2つの手数料計算

分割払いの手数料計算は「実質年率からの計算」と「100円あたりの利率からの計算」の2つがある。これは単純にゴールへの道のりが違うだけなので、どちらか一方を覚えておくだけで構わない。

分割払いの手数料計算

引用元:日本クレジット協会(実質年率からの計算)

日本クレジット協会では、丁寧に実質年率からの手数料計算が紹介されており、これは非常に希少価値が高いので是非チェックしてみてほしい。

さて、上記の左上にある計算方式を見ると分かるが、分割手数料を実質年率から計算するのはかなり難しい。そこで、一般的には実質年率から分割手数料を計算する時は自動シミュレーターを使う。

イオンの分割払い手数料引用元:イオンカード(100円あたりの利率からの計算)

基本的に分割手数料は自動シミュレーターを使えば簡単に把握できるが、知識を身に着けるという意味で100円あたりの利率からの計算も紹介しておく。

上記のイオンカードを見ると分かるとおり、各回数において100円あたりの利率が設定されている。手数料は「利用額×100円あたりの利率」で総手数料を算出でき、こうして算出した手数料に利用額を足し算して分割回数で割り算すれば月々の支払額が分かる。

この計算方法では、中段にある「分割払手数料利率(実質年率)」というのは関係がない。これは実質年率から手数料を計算する時に使う利率であり、分割払いの自動シミュレーターを使う場合に使用する。

1-3-2. 分割とリボの自動シミュレーターの使い方

シミュレーターはカード会社に設置されているが、どのシミュレーターを使っても手数料の計算方法は同じである。

分割払いの自動シミュレーター引用元:日本クレジット協会(分割手数料の自動シミュレーター)

上記は「日本クレジット協会」に設置されている分割手数料の自動シミュレーターだ。

入力欄が色々とあるが、上の3ヶ所にある「利用額」と「実質年率」と「支払回数(分割回数)」を埋めるだけで手数料を計算できる。

実際に計算する時は自分のカードに適用されている「分割払いの実質年率」を調べておく必要がある。

リボ払いの自動シミュレーター引用元:日本クレジットカード協会(リボ手数料の自動シミュレーター)

上記は「日本クレジットカード協会」に設置されているリボ手数料の自動シミュレーターだ。

「利用したい金額」と「月々に支払うことができる希望額」と「実質年率」を入力すると、手数料だけではなく完済までの支払回数や完済年月日など細かいデータまで出してくれる。

こちらも自分のカードに適用されている「リボ払いの実質年率」を調べておく必要がある。

リボ払いはカードによって様々な返済方式がある。この返済方式(リボコース)によって多少手数料の計算が変わるため、1円単位で正確な手数料を計算をしたいなら、自分が契約しているカード会社に設置されている自動シミュレーターを使うのが好ましい。

しかし、数ヶ月ほどの短期完済なら返済方式による手数料の差は殆どない為、そこまで気にする必要もないだろう。

1-4. 締め日と支払日の違い

セゾンの締め日と支払日引用元:セゾンカード

クレジットカードの請求額は「締め日」に確定する。締め日に確定した請求額を支払う日が「支払日(約定日)」だ。

基本的に締め日に確定した支払額は次回の支払日に請求がやってくるが、セゾンカードのように今月の締め日に確定した請求額は次の次の支払日に請求がくるというカードもある。

支払額は締め日に確定するため、支払方法や支払額を変更したい場合は締め日までにやっておくのが基本だ。しかし、JCBの場合は締め日を過ぎても支払方法を変更することができ、支払方法を変更できる期間というのが明確に設けられている。カード会社によって何日まで変更に対応してくれるのかは様々なので、カードを発行したら確認しておこう。

1-5. 遅延の条件と遅延損害金の計算方法

JCBの遅延損害金引用元:JCB

支払日の当日中に請求額を支払えなかった場合、原則翌日から遅延行為となる。支払日の翌日から遅延損害金が発生するケースもあれば、JCBの場合は5日間の免除があるなど、カード会社によって実際に「遅延損害金が発生する日」というのは様々な状況だ。

遅延損害金が発生した時の総手数料は「通常の支払方法による手数料」+「遅延損害金」となる。

例えば、リボ払いの場合なら「利用額×利率÷365日×日数(支払日~支払日)」+「遅延損害金」となり、分割1回なら「手数料なし」+「遅延損害金」となるわけだ。

遅延損害金の計算方法は「利用額×遅延利率÷365日×遅延日数」であり、リボ払いと同様に日割計算だ。遅延損害金の計算自体はとても簡単だが、支払方法によって遅延利率が異なるケースがある。

JCBの遅延利率は

  • 一括払い(分割1回):14.6%
  • 分割2回払い:6.0%
  • 分割3回以上:6.0%(14.6%で記載だが手数料計算は6.0%以内)
  • リボ払い:14.6%
  • ボーナス払い:6.0%
  • キャッシング:20.0%

となっており、支払方法によって遅延利率が異なる。

JCBの「ショッピング分割払いのお支払い方法」というページを見てもらうと分かるが、遅延損害金の項目に6.0%という記述がない。これは他のカード会社も同じような状況であり、各支払方法において最大となる遅延利率だけが記述されているケースが多い。

もし支払いが遅れそうなら、手持ちのカードにおいて「遅延損害金が発生する日」や「支払方法による遅延利率の違い」を調べておくことが大切だ。

遅延損害金は遅れている請求を支払うまで継続するため、速やかにカード会社に連絡するようにしよう。

2. クレジットカードの6つの疑問

クレジットカードに関する疑問は色々とあると思うが、ネットで良く検索されるキーワードは

  • ポイントの内容は?
  • 年会費は掛かるのか?
  • サービス内容は?
  • 審査や発行はどうなっているのか?
  • 支払方法や手数料の内容は?
  • 学生でも作れるのか?

の6つがある。

2-1. ポイント還元率の平均値と計算方法

クレジットカードはポイントプログラムがないカードが稀にあり、特に地方銀行のキャッシュカード一体型を作る時は注意をしておきたい。

クレジットカードのポイントは

  • 平均値:殆どのクレジットカードはポイント還元率が0.5%
  • ポイント還元率の計算方法: 「交換商品の価値(円)÷必要ポイント数」=「1ポイントの価値(円)」

の2つを覚えておくといい。

ポイント還元率とは、100円の利用に対していくらのポイントが還元されるのかを表す指標だ。上記の計算方法から1ポイントが何円なのかを計算すれば、簡単にポイント還元率を把握できる。

クレジットカードは「100円で1ポイント付与」か「1,000円で1ポイント付与」が主流だが、1ポイントが5円の価値なら前者は5.0%で後者は0.5%となる。

2-2. 年会費の請求日と年会費のキャンペーン

クレジットカードは年会費が安いほどコスパが良くなる。ゴールドやプラチナは魅力的だが、カード内容によってはコスパが悪くなるケースもあるわけだ。これといって作りたいカードが見当たらない時は年会費無料に絞ってカードを探してみよう。

初年度の年会費はカードを発行してから1ヶ月後~2ヶ月後くらいに引き落とされる。初年度無料で次年度年会費有りの場合、カード入会日から1年後に次年度の年会費が引き落とされる。

最近はキャンペーンの一環として「初年度年会費無料」や「年間に○○円の利用で次年度年会費無料」という特典が多いので、こうした特典にも注目しておくと良いだろう。

2-3. 注目しておきたい3つのサービス

クレジットカードのサービス検索

クレジットカードは「サービス」を検索されることが多いが、「クレジットカード」+「サービス」で検索すると上位のサイトがTOP3となる。そのまま「サービス」で検索してもカード会社公式やカードランキングに辿り着くだけなので、自分の知りたい答えを中々見つけられないことがある。

サービスが良く検索される理由は、ユーザーにとってポイント以外にどんなメリットがあるのか気になるからだろう。

クレジットカードはポイント以外にも「特典」として

  • 割引き
  • 抽選プレゼント
  • 旅行傷害保険

が注目度の高い定番なメリットとなっている。

一般カードにおいては上記の3つの特典に注目しておけば問題ないが、ゴールドやプラチナになると

  • 割引き:一般カードよりも割引き対象のお店が増えたり、割引率がアップするケースが多い
  • プレゼント:抽選プレゼントはもちろん、年間に1度だけ好きな商品を貰えるカードもある
  • 旅行傷害保険:一般カードよりも補償額が高額になる
  • 招待:○○のイベントに招待など、そのカード限定の招待特典があったりする
  • 空港ラウンジ:国内外の空港ラウンジは定番、他にもJCBならJCBラウンジなど街中にあるラウンジを利用できるカードもある

といったように特典のボリュームが厚くなる。

ポイント以外にメリットが充実しているカードを検索するなら、上記のような特典項目から検索してみるといい。

2-4. 発行や審査の日数

クレジットカードは即日発行が最短であり、即日発行できるかどうかはカードに寄る。即日発行で有名なのはセゾンカードやアコムACマスターカードだ。

セゾンの場合なら百貨店などに「セゾンカウンター」が設置されているため、そこで即日発行が可能となる。カードをすぐに発行できる窓口がなければ即日発行は不可である。

クレジットカードの審査日数や在籍確認の有無については、申込先のカード会社や申込者の状況に寄って大きく変わる。全ての人に共通する内容というのがないため、申し込みをしてみなければ分からない。

2-5. リボ専用カードがダメな理由

クレジットカードは支払いに関することを検索されることが非常に多いが、これは「1-3. 支払方法の種類と手数料の計算方法」を参考にしてほしい。

ここではリボ専用カードについて紹介しておく。

クレジットカードにはリボ専用カードという特殊なタイプがあり、これは支払方法がリボ払いしかない。「初回一括払い可能なリボ専用カード」を除けば、どんな使い方をしても必ず手数料が発生してしまう。

リボ払いというのはお金に困っている時は便利だが、そうでない限りは使う必要がない。キャッシングやカードローンで融資を受ける目的においては、リボ専用カードを選ぶ方が手数料が安上がりになるケースもある。このような特殊な状況下でない限りは、基本的にリボ専用カードは避けておこう。

2-6. 学生でも作れるクレジットカードの見つけ方

デビットカードは15歳以上や16歳以上でも作れるカードが多いが、クレジットカードの場合は18歳以上が最低年齢となる。

学生が作れるクレジットカードは「申込資格」に注目しておけば簡単に見つけられる。申込資格において「学生不可」という記述がない限り、年齢制限をクリアできれば審査対象となる。

クレジットカードでは安定した収入という言葉をよく見かけるが、これについては絶対的な定義がない。何を持って安定なのかは人それぞれなので、「18歳以上で安定した収入をお持ちの方」という申込資格のカードでも「学生不可」と記述されていないなら、学生でも発行可能だ。

一般的に学生は「学生専用のクレジットカード」しか作れないと思われがちだが、多くのクレジットカードは「学生不可」の記述がないため、実は学生が申し込むことができるカードは意外と多い。

まとめ

今回は支払方法や手数料など、一般的に注目度の高い項目をベースにして「クレジットカードとは?」を紹介したが、初心者にとって気になる疑問は大よそ解決できたのではないだろうか?

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